し-四字熟語
し
尸位素餐(しいそさん)自分の職責を果たさず、無駄に給料を貰い食っていること。 |
慈烏反哺(じうはんぽ)烏は成長すると親に餌を与えて恩を返す意から、子が親の恩に報いて孝養を尽くすこと。 |
四海兄弟(しかいけいてい)礼儀と真心をもって人に接すれば、世の人々は兄弟のように親しくなれる。 |
死灰復燃(しかいふくねん)勢力を失った者が再び盛り返すことのたとえ。 |
四角四面(しかくしめん)態度などの折り目正しいこと。また、真面目過ぎて堅苦しいこと。 |
自画自賛(じがじさん)自分で自分のことをほめること。 |
自家撞着(じかどうちゃく)同じ人の言動や文章などが前後で矛盾していること。 |
徙家忘妻(しかぼうさい)転居する時、自分の妻を忘れていく。転じて、物忘れのひどいことのたとえ。 |
自家薬籠(じかやくろう)自分の家にある薬箱の薬のように、いつでも役に立てられるものをいう。 |
紫幹翠葉(しかんすいよう)山の木々がみずみずしく美しいさま。 |
時期尚早(じきしょうそう)それを行うにはまだ早過ぎること。まだその時期になっていないこと。 |
色即是空(しきそくぜくう)この世にあるすべてのもの(色)は因と縁によって存在しているだけで、固有の本質をもっていない(空)という。 |
自給自足(じきゅうじそく)自分で自分に供給する意から、必要なものを自分でまかない足りるようにすること。 |
子虚烏有(しきょうゆう) 嘘、架空の話、でたらめ。 |
四苦八苦(しくはっく)仏教で言う、人生の苦の総称。転じて、さんざん苦労すること。 |
自己暗示(じこあんじ)自分で自分に暗示をかけること。 |
試行錯誤(しこうさくご)試みと失敗をくり返しながら適切な方法を見つけること。 |
自業自得(じごうじとく)自分のおこないの結果を自分が受けること。 |
自作自演(じさくじえん)自分が作った台本を自ら演じること。また、自分の利益のために作り事をして人を騙すような行為に用いる。 |
自作自受(じさくじじゅ)自ら行った悪事によって、その報いを自分が受けること。類義語:自業自得 |
士魂商才(しこんしょうさい)武士の精神と商人の才能とを兼ね備えていること。 |
思索生知(しさくせいち)物事の筋道を立てて、よく考えることで知恵が生まれてくるということ。 |
孜孜忽忽(ししこつこつ)他の事には目もくれず、一つのことに全力を注ぎ努力すること。 |
事実無根(じじつむこん)事実に基づいていないこと。根も葉もないこと。 |
舐痔得車(しじとくしゃ)利益を得るためには、自分を卑しめることさえ厭(いと)わないということ。 |
獅子搏兎(ししはくと)ライオンはウサギを捕らえる時にも全力を出す。簡単なことにも全力を尽くすたとえ。また簡単なことでも気を抜いてはいけないという戒め。 |
獅子奮迅(ししふんじん)ライオンが奮い立って勇猛に動きまわるように、事に対する意気込みや勢いが凄まじいこと。 |
自縄自縛(じじょうじばく)自分の心がけや言行によって動きがとれなくなり苦しむこと。 |
紙上談兵(しじょうだんぺい)紙の上で戦術を議論する意で、理屈だけで実践では役に立たないこと。 |
事上磨錬(じじょうまれん)実践を通して、自分の技術や知識を磨き向上すること。 |
至上命令(しじょうめいれい)絶対に従わなければならない命令。 |
死屍累累(ししるいるい)死体があたり一面に重なりあっているさま。 |
詩人蛻骨(しじんぜいこつ)銘茶を褒め称える語。良質なお茶は詩人の感性までも変えてしまう意から。 |
咫尺天涯(しせきてんがい)近いところにいながら、その距離がまるで天の果てに感じるように、なかなか会えないこと。 |
市井無頼(しせいぶらい)町に住むならず者のこと。 |
死生有命(しせいゆうめい)人の生死は、天命で定められたものであり、どうすることもできないということ。 |
咫尺之書(しせきのしょ)ごく短い手紙のこと。 |
咫尺之地(しせきのち)狭い土地のこと。 |
時節到来(じせつとうらい)待っていた好機がやってくること。 |
時代錯誤(じだいさくご)時代の流れに逆行している主義主張。時代遅れのこと。 |
舌先三寸(したさきさんずん)口先だけで誠意のない言葉。また、相手を騙したり言いくるめたりすること。 |
七擒七縦(しちきんしちしょう)七たび擒(とら)え七たび縦(はな)す。戦う相手を力でねじ伏せず心服させる戦法。 |
七生報国(しちしょうほうこく)七度生まれ変わって、賊を滅ぼし国のために報いる。 |
七転八起(しちてんはっき)何度失敗しても、また起き上がって努力するさま。 |
七転八倒(しちてんばっとう)激しい苦痛に転げまわってもがくこと。 |
七難九厄(しちなんくやく)七と九の年まわりは、男女とも災厄にあいがちだという俗信。 |
七難八苦(しちなんはっく)ありとあらゆる苦難。 |
死中求活(しちゅうきゅうかつ)難局を打開するため、敢えて危険に挑むこと。 |
四鳥別離(しちょうべつり)親子の悲しい別れ。 |
四通八達(しつうはったつ)道路が四方八方へ通じていること。 |
質実剛健(しつじつごうけん)飾り気が無く真面目で、心身ともに健康であること。 |
叱咤激励(しったげきれい)大声で励まし、奮い立たせること。 |
叱咤怒号(しったどごう)大声で叱りつけること。また、その声のこと。 |
十中八九(じっちゅうはっく)おおかた。ほとんど。 |
疾風勁草(しっぷうけいそう)激しい風が吹いたときに、はじめて折れることのない強い草かどうか分かる意から、人間も逆境に陥ったときに、はじめてその人の真の強さが分かるということ。 |
疾風迅雷(しっぷうじんらい)行動がすばやく激しいことのたとえ。 |
櫛風沐雨(しっぷうもくう)風雨にさらされて辛苦奔走すること。非常に苦労することのたとえ。 |
舐犢之愛(しとくのあい)親が子供を溺愛(できあい)すること。 |
四百四病(しひゃくしびょう)仏教で、人間の病気を総称して言う。四百四病に入らない病気は恋わずらいのみ。 |
四分五裂(しぶんごれつ)組織などがばらばらに分裂すること。 |
自暴自棄(じぼうじき)自分を駄目なものと思い、将来を考えない行動をとること。 |
慈母敗子(じぼはいし)子供を甘やかし過ぎると放蕩者になってしまう。時には厳しく教育することも必要。 |
自明之理(じめいのり)他からわざわざ説明されるまでもない、おのずから明らかな真理や論理。 |
四面楚歌(しめんそか)まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないこと。 |
社燕秋鴻(しゃえんしゅうこう)短い出会い。出会ったばかりですぐ別れてしまうこと。 |
杓子定規(しゃくしじょうぎ)なんでも一つの規則、ものさしで律しようとする融通のきかないやり方。 |
弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)弱者が強者のえじきとなること。優勝劣敗の意味。 |
洒洒落落(しゃしゃらくらく)さっぱりとした性格で、物事にこだわらないさま。 |
縦横無尽(じゅうおうむじん)自由自在、思う存分のたとえ。 |
自由闊達(じゆうかったつ)のびのびとして心が広く、物事にこだわらないこと。 |
衆議一決(しゅうぎいっけつ)多くの人が議論した結果、意見が一致し結論が出ること。 |
愁苦辛勤(しゅうくしんきん)憂え苦しむこと。また、その苦しみをいう。 |
衆口一致(しゅうこういっち)全員の意見が一致すること。対義語:議論百出・甲論乙駁(こうろんおつばく) |
重厚長大(じゅうこうちょうだい)どっしりとして大きいさま。構造物・産業・人の性格などにも使う。対義語:軽薄短小 |
秋高馬肥(しゅうこうばひ)秋の空が高く澄み渡り、馬の食欲も盛んでよく肥える意。 |
終始一貫(しゅうしいっかん)始めから終わりまで言動が変わらないこと。 |
自由自在(じゆうじざい)何事も思いのまま。 |
秋日荒涼(しゅうじつこうりょう)秋の物寂しい景色の形容。 |
獣聚鳥散(じゅうしゅうちょうさん)獣のように集まり鳥のように散り行く意から、統率や規律のとれていない集まりをいう。 |
周章狼狽(しゅうしょうろうばい)大いにあわてること。うろたえ騒ぐこと。 |
十全健康(じゅうぜんけんこう)体に病気がなく、丈夫なさま。 |
十全十美(じゅうぜんじゅうび)欠点がまったくなく完全なこと。 |
秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)秋の冷たい霜と強烈に照りつける太陽から転じて、刑罰・権威・意志などが非常にきびしく激しいさま。 |
周知徹底(しゅうちてってい)広くすみずみまで知れわたるようにすること。 |
秋天一碧(しゅうてんいっぺき)青一色の雲ひとつない秋の空。 |
舟中敵国(しゅうちゅうてきこく)ふだん味方だと思っている者も敵になることがあるということ。 |
十人十色(じゅうにんといろ)人はそれぞれ考え方や好みが違う。 |
十年一剣(じゅうねんいっけん)長い間、修行を積んで力を発揮する機会を待つこと。 |
十年一昔(じゅうねんひとむかし)世の中の移りかわりが激しいことのたとえ。 |
柔能制剛(じゅうのうせいごう)柔能(じゅうよ)く剛を制す。弱い者が強いものに打ち勝つこと。 |
襲名披露(しゅうめいひろう)親または師匠の名前を受け継いだことを公表すること。 |
戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)志を持ち、じっと時期の到来をまつこと。 |
主客転倒(しゅかくてんとう)主な物事と従属的な物事が逆の取り扱いを受けること。 |
縮衣節食(しゅくいせっしょく)衣食を節約すること。反対語:暖衣飽食(だんいほうしょく) |
熟慮断行(じゅくりょだんこう)よく考え、十分に検討したうえで、思い切って実行すること。 |
取捨選択(しゅしゃせんたく)悪いもの・不必要なものを捨てて、よいもの・必要なものを選びとること。 |
守株待兎(しゅしゅたいと)いたずらに旧習を守って状況変化に対応しないこと。 |
寿則多辱(じゅそくたじょく)長生きすれば、それだけ恥をかくことも多いということ。 |
酒池肉林(しゅちにくりん)酒を以て池と為し、肉を懸けて林と為す。贅沢をきわめた酒宴。 |
出処進退(しゅっしょしんたい)今の職や地位に留まるか退くかを決めること。 |
酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)飲んだり食べたりするだけで、無駄に月日を送る人をののしっていう言葉。 |
酒入舌出(しゅにゅうぜつしゅつ)酒を飲み口数が多くなること。また、酒を飲むとつい饒舌になって失言をしてしまいがちなので、それを戒めた語。 |
首尾一貫(しゅびいっかん)初めから終わりまで、態度や方針が同じで変わらないこと。 |
修羅苦羅(しゅらくら)古代インドの神、阿修羅のように激しく恨み怒るさま。 |
珠聯璧合(しゅれんへきごう)すぐれた人材が一つに集まるたとえ。また、新婚を祝う語。 |
春蛙秋蝉(しゅんあしゅうぜん)春の蛙と夏の蝉はやかましく鳴くことから、喚き散らすだけの人間も同じようなものだということ。 |
純一無雑(じゅんいつむざつ)まったく混じりけがないこと。また、純粋で偽りや邪念がない人物。 |
循規蹈矩(じゅんきとうく)規則に従い行動すること。また、保守的で変化を嫌う人のたとえ。 |
順逆一視(じゅんぎゃくいっし)人生を達観し、幸不幸に振り回されないこと。 |
春日遅遅(しゅんじつちち)春の日が長く、のどかなさま。 |
春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)春の日の物憂さと、秋の日の物思いと物寂しさ。 |
春秋筆法(しゅんじゅうのひっぽう)公正な態度で厳しく批判すること。また、言葉や文章の中に称賛や批判の意味を暗に含ませること。 |
春宵一刻(しゅんしょういっこく)春の夜は趣深く、その一刻はなにものにもかえがたい価値がある。 |
純情可憐(じゅんじょうかれん)純粋で邪念がなく、清らかで愛らしいこと。 |
純真無垢(じゅんしんむく)心にけがれや偽りがなく純粋で清らかなこと。自然のままで飾り気のないこと。 |
順序不同(じゅんじょふどう)順序が一定の基準によっていないこと。 |
駿足長阪(しゅんそくちょうはん)優れた人が、苦難を恐れず自分の才能を試してみたいと思うこと。 |
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)春の風が穏やかに吹いているさま。また、人柄が温厚なときにも使う。対義語:秋霜烈日(しゅうそうれつじつ) |
春風得意(しゅうぷうとくい)春の風の心地よさから転じで、学問・仕事・出世などが順調で満足げなようすを形容した語。 |
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)物事が順調に、好都合に進むことのたとえ。 |
春和景明(しゅんわけいめい) 穏やかでひざしが明るい春の陽気。 |
上意下達(じょういかたつ)上の者の意志や命令を下の者に伝えること。対義語:下意上達(かいじょうたつ) |
硝煙弾雨(しょうえんだんう)戦いが非常に激しいこと。 |
上下一心(しょうかいっしん)身分が上の者も下の者も心を一つにすること。 |
城下之盟(じょうかのめい)敵に首都の城下まで攻め入られて結ぶ屈辱的な講和条約のこと。 |
傷弓之鳥(しょうきゅうのとり)一度弓で傷ついた鳥は、弓をはじく音だけで恐れるようになる。一度の失敗でおじけづくこと。 |
笙磬同音(しょうけいどうおん)楽器の音が調和する意から、人が心を合わせて仲良くするたとえ。 |
上行下効(じょうこうかこう)上の者がすることを、下のものが見習いまねること。 |
城狐社鼠(じょうこしゃそ)権力者の側にいるため手が出せず、それをいいことに悪事を働く者をいう。 |
常在戦場(じょうざいせんじょう)常に戦場にいるつもりで、気を引き締め事に当たれということ。 |
常山蛇勢(じょうざんだせい)どこにも隙や欠点がないこと。 |
笑止千万(しょうしせんばん)ばかばかしくて話にならないこと。 |
生死不定(しょうじふじょう)いつ生まれて、いつ死ぬかは分からない。人生は、はかなく虚しいものであるということ。 |
生死無常(しょうじむじょう)人の生死の無常であること。人生のはかなさをいう言葉。 |
盛者必衰(じょうしゃひっすい)今は盛んなものでも、やがて必ず衰える。人生の無常をいう言葉。 |
生者必滅(しょうじゃひつめつ)命あるものは必ず死がやってくる。世の無常をいう。 |
畳牀架屋(じょうしょうかおく)床の上に床を張り、屋根の下に屋根を作る意から、無駄なことを繰り返すたとえ。 |
情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)同情すべき事情を考慮して、刑罰を軽くすること。 |
小人閑居(しょうじんかんきょ)教養のないつまらぬ人間は、暇があると、ろくなことをしない。 |
焦心苦慮(しょうしんくりょ)心があせり、いろいろ心配する。いらだつさま。 |
正真正銘(しょうしんしょうめい)全く嘘偽りのないこと。本物であること。 |
小心翼翼(しょうしんよくよく)慎み深く細事にまで気配りするから転じて、気が小さくびくびくしているさま。 |
少数精鋭(しょうすうせいえい)数は少ないが能力にすぐれた集団。 |
饒舌多弁(じょうぜつたべん)よく喋ること。口数が多いこと。おしゃべり。 |
祥月命日(しょうつきめいにち)一周忌が過ぎた後の、故人の亡くなった当月当日のこと。 |
常套手段(じょうとうしゅだん)いつもの決まりきったやり方のこと。 |
笑比河清(しょうひかせい)まじめで厳格な性格で、ほとんど笑顔を見せないこと。 |
焦眉之急(しょうびのきゅう)危険が切迫していること。 |
枝葉末節(しようまっせつ)取るに足りない些細なこと。 |
小利大損(しょうりだいそん)わずかな利益を得ようとして、かえって大損してしまうこと。 |
上漏下湿(じょうろうかしゅう)あばら屋のこと。 |
生老病死(しょうろうびょうし)仏教でいう四苦。生まれること、老いること、病気になること、死ぬこと。 |
諸行無常(しょぎょうむじょう)世の中に永遠に変わらないものはなく生滅を繰り返す。人生もはかなく虚しいものであるということ。 |
蜀犬吠日(しょくけんはいじつ)教養のない者が、ろくに分かりもしないのに賢者の言行を非難すること。 |
食前方丈(しょくぜんほうじょう)贅沢な料理のこと。対義語:一汁一菜 |
初志貫徹(しょしかんてつ)初めに抱いた夢や志を、最後まで貫いて達成すること。 |
私利私欲(しりしよく)自分の利益や欲望だけで行動すること。 |
支離滅裂(しりめつれつ)ばらばらで、まとまりがなく、筋道が立っていないさま。対義語:理路整然 |
思慮分別(しりょふんべつ)慎重に考え判断すること。 |
眥裂髪指(しれつはっし)まなじりが裂け、髪の毛が逆立つほどの怒り。 |
指鹿為馬(しろくいば)鹿を指さし馬とする意から、道理の通らないことを押し通すこと。また、間違いを認めず押し通すこと。 |
四六時中(しろくじちゅう)一日中。始終。つねに。いつも。 |
人海戦術(じんかいせんじゅつ)多数の人を繰り出し仕事を進める。また、数的に優位な兵力で戦うこと。 |
人間青山(じんかんせいざん)ここで言う「人間」は世の中、「青山」は墓の意で、世の中に出て活躍するならば骨を埋める場所はどこにでもあるということ。また、志を貫くためには、故郷を離れて活躍するべきだということ。 |
心機一転(しんきいってん)なにかをきっかけとして、気持ちが良い方向にすっかり変わること。 |
神機妙算(しんきみょうさん)人間の知恵では思いもつかないようなすぐれた計略。 |
心堅石穿(しんけんせきせん) 意思が堅ければ石にさえ穴をあけることができるという意から、意思が堅ければどんな困難も克服できるということ。 |
深根固柢(しんこんこてい)物事の基本・基礎を固めること。 |
神算鬼謀(しんさんきぼう)人間離れした巧みな計略のこと。 |
深山幽谷(しんざんゆうこく)誰も足を踏み入れていない、奥深く静かな大自然のこと。 |
慎始敬終(しんしけいしゅう)物事を始めから終わりまで気を引き締めてやり通すこと。 |
紳士淑女(しんししゅくじょ)品格があって、礼儀正しい男性と女性のこと。 |
真実一路(しんじついちろ)清く正しいまことの心を持って、ただ一筋の道を生き抜くこと。 |
人事不省(じんじふせい)病気や大怪我などで意識不明になること。 |
進取果敢(しんしゅかかん)物事に積極的に取り組み決断力に富んでいること。対義語:優柔不断(ゆうじゅうふだん) |
人主逆鱗(じんしゅげきりん)君主や権力者の怒りを買うこと。 |
神出鬼没(しんしゅつきぼつ)どこでも自由自在に出没するたとえ。 |
尋章摘句(じんしょうてきく)こまかな部分に気をとられ、大局的な物の見方ができないこと。 |
参商之隔(しんしょうのへだて)参はオリオン座の星、商はさそり座の星で遠く離れていることから、夫婦や兄弟の仲たがいや離別のこと。また、遠く離れていて会うことができないたとえ。 |
信賞必罰(しんしょうひつばつ)功績のあった者には褒美を与え、罪を犯した者には罰を科す。 |
針小棒大(しんしょうぼうだい)針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言うこと。物事を大げさに言うこと。 |
心織筆耕(しんしょくひっこう)心で機(はた)を織り、筆で畑を耕す意から、文筆で生活すること。 |
新進気鋭(しんしんきえい)その分野に新しく現れて、勢いが盛んであり将来が期待されること。 |
人心一新(じんしんいっしん)人々の気持ちをすっかり新しくすること。 |
薪尽火滅(しんじんかめつ)釈迦の入滅のことを言った語。転じて、人の死をいう。 |
人心収攬(じんしんしゅうらん)人々の気持ちを上手くつかんでまとめること。また、人々の信頼を得ること。 |
晨星落落(しんせいらくらく)晨星とは、明け方、空に残っていた星が一つ一つ消えていく意。転じて、仲のよかった友人が次第にいなくなること。また、年齢を重ねるに従い友人がだんだん死んでいなくなることをいう。 |
人跡未踏(じんせきみとう)人が一度も足を踏み入れたことがないこと。 |
尽善尽美(じんぜんじんび)立派で美しいこと。また、完璧なこと。類義語:完全無欠(かんぜんむけつ) |
深層心理(しんそうしんり)普段は意識されていない、心の奥深くに隠れている心理。 |
迅速果断(じんそくかだん)物事を素早く決断し、思い切りよく実行すること。 |
進退両難(しんたいりょうなん)進むことも退くことも両方とも困難な状態。物事が行き詰まって身動きのとれないさま。 |
尽忠報国(じんちゅうほうこく)忠誠を尽くて、国の恩義に報いること。 |
陣頭指揮(じんとうしき)指揮官や責任者が先頭に立って指揮すること。 |
心頭滅却(しんとうめっきゃく)苦難に出会っても心の中の雑念を取り去れば苦も感じなくなる。 |
心煩意乱(しんはんいらん)心が乱れ気持ちが定まらないこと。 |
人貧智短(じんぴんちたん)人は生活に困窮すると知恵が働かなくなるということ。 |
人物月旦(じんぶつげったん)人物批評、品定めのこと。 |
深謀遠慮(しんぼうえんりょ)深く考えを巡らし、先のことまで見通して計画を立てること。 |
脣亡歯寒(しんぼうしかん)唇がなくなると歯が寒くなる意から、互いに関係し合うものは片方が滅びると、もう片方も危うくなること。 |
心満意足(しんまんいそく)とても満ち足りた気分になること。対義語:欲求不満(よっきゅうふまん) |
人面獣心(じんめんじゅうしん)人間の顔をしているが、心はけだものの意から、義理も人情もない冷酷な人のこと。対義語:鬼面仏心(きめんぶっしん) |
森羅万象(しんらばんしょう)宇宙に存在する、すべてのもの、現象のたとえ。 |
辛労辛苦(しんろうしんく)つらい苦労のこと。 |
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