せ-四字熟語
せ
晴雲秋月(せいうんしゅうげつ)純真でけがれのない心のたとえ。 |
精衛填海(せいえいてんかい)不可能なことを企てて、結局それが無駄に終わること。 |
精金良玉(せいきんりょうぎょく)性格が穏やかで純粋なたとえ。 |
晴好雨奇(せいこううき)自然の風景は、晴れの日も美しいが、雨の日も趣があって美しい。 |
晴耕雨読(せいこううどく)晴れた日は畑を耕し、雨の日は家で読書をする意から、悠々自適の生活をすること。 |
生殺与奪(せいさつよだつ)どうしようと思うままであること。 |
斉紫敗素(せいしはいそ)賢者が事を行えば、災いを福に変え、失敗を成功に転じることができる。 |
青松落色(せいしょうらくしょく)友人との付き合いが途絶えることのたとえ。 |
精神一到(せいしんいっとう)精神を集中して事に当たれば、どんなことでも成し遂げられる。 |
聖人君子(せいじんくんし)非の打ち所のない性格で、知識や教養に優れた人。 |
誠心誠意(せいしんせいい)まことの心と、まことの気持ち。 |
正正堂堂(せいせいどうどう)手段や態度が正しくて立派なこと。類義語=公明正大 |
生生流転(せいせいるてん)万物が絶えず生じては変化し、移り変わっていくこと。 |
贅沢三昧(ぜいたくざんまい)したい放題の贅沢をすること。 |
青天霹靂(せいてんへきれき)予期しなかった大事件、思いがけない出来事のたとえ。 |
青天白日(せいてんはくじつ)心にやましいことがないこと。また、疑いがはれて無罪になること。 |
正当防衛(せいとうぼうえい)自己または他人の権利を防衛するため、やむを得ず他人に危害を加えること。 |
清風明月(せいふうめいげつ)夜の静かで清らかなたたずまいの形容。また、清らかな美しい自然の形容。 |
精明強幹(せいめいきょうかん)物事によく通じていて、任務を処理する能力が高いこと。 |
声聞過情(せいぶんかじょう)名声が実態を上回っていること。 |
声名狼藉(せいめいろうぜき)評判を落として、それが回復しない状態。類義語:悪声狼藉(あくせいろうぜき) |
生離死別(せいりしべつ)とても悲痛な別れ。生き別れと死に別れ。 |
精励恪勤(せいれいかっきん)全力を尽くし仕事や学業に励むこと。 |
清廉潔白(せいれんけっぱく)心が清らかで私欲がなく、不正などをすることがまったくないさま。 |
積悪余殃(せきあくのよおう)悪行を積んだ家には、子孫の代にまで悪い報いがある。 |
赤縄繋足(せきじょうけいそく)婚姻の準備が整うこと。また、結婚すること。 |
赤心奉国(せきしんほうこく)真心を持って国に尽くすこと。(赤心とは偽りのない心) |
積水成淵(せきすいせいえん)少しの水でもそれが積もればやがて淵になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。 |
積土成山(せきどせいざん)わずかな土でもそれを積み上げていけばやがて山になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。 |
責任転嫁(せきにんてんか)責任を他人になすりつけること。 |
赤貧如洗(せきひんじょせん)まるで洗い流したように所有物が何一つなく、ひどく貧乏なこと。赤貧洗うが如し。 |
尺璧非宝(せきへきひほう)「尺璧」とは直径が一尺もある宝玉のこと。その宝玉も時間と比べたら宝物とは言えない。時間の貴重さを言った語。 |
是是非非(ぜぜひひ)よいことはよい、悪いことは悪いと、事に応じて判断すること。 |
節衣縮食(せついしゅくしょく)衣・食・住のうち、衣と食を切り詰める厳しい生活。 |
折檻諫言(せっかんかんげん)厳しく意見すること。 |
雪月風花(せつげつふうか)四季折々の美しい自然の風景。 |
接見応対(せっけんおうたい)対面して受け答えすること。また、面会したときの相手への対応の仕方 |
節倹力行(せっけんりっこう)節約・倹約につとめ励むこと。 |
切磋琢磨(せっさたくま)仲間同士でお互い励まし合い、学問や仕事に励むこと。 |
截趾適屨(せっしてきく)履物に合わせ足を切る意から、本末を転倒して物事を行うこと。 |
切歯扼腕(せっしやくわん)激しく憤り悔しがること。 |
摂取不捨(せっしゅふしゃ)仏が慈悲によってすべての生き物を見捨てずに救うこと。 |
絶体絶命(ぜったいぜつめい)危険や困難からどうしても逃れることができないこと。 |
舌端月旦(ぜったんげったん)口先で人を批評すること。対義語:皮裏陽秋(ひりようしゅう) |
雪中四友(せっちゅうのしゆう)冬に咲く四種の花。黄梅(こうばい)、蝋梅(ろうばい)、水仙(すいせん)、山茶花(さざんか) |
雪中松柏(せっちゅうのしょうはく)雪の中でも松や柏は緑の葉を変えないことから、時勢によって変節しない人のたとえ。 |
雪泥鴻爪(せつでいのこうそう)雪解けのぬかるみには鴻の爪あとさえ残らない。転じて、行方がわからないこと。跡形も残らない人生にたとえる。 |
刹那主義(せつなしゅぎ)その場がよければそれでいいという考え。 |
雪魄氷姿(せっぱくひょうし)花の清らかなことの形容。また、梅の花、高潔な人のたとえ。 |
窃鈇之疑(せっぷのぎ)証拠もないのに人に疑いをかけること。昔ある人が斧をなくし、隣家の子供を疑った。すると、その子供の表情、喋り方、歩き方まで泥棒にしか見えなくなったが、斧が自分の家の物置で見つかると今度はその子供が可愛く見えだしたという故事から。 |
善因善果(ぜんいんぜんか)よいことをすれば、よい報いがあるということ。対義語:悪因悪果(あくいんあっか) |
浅学非才(せんがくひさい)学識が浅く、才能もないこと。自分を謙遜していう言葉。反対語:博学多才 |
先花後果(せんかごか)先に女の子が生まれて、後から男の子が生まれるたとえ。 |
先義後利(せんぎこうり)道義を優先させ、利益を後回しにすること。 |
千客万来(せんきゃくばんらい)多くの客が絶え間なくやって来ること。 |
千軍万馬(せんぐんばんば)多くの兵士や軍馬。また、戦いの経験が豊富なこと。 |
千荊万棘(せんけいばんきょく)非常に多くの困難があること。 |
旋乾転坤(せんけんてんこん)国の政局を一新すること。 |
前虎後狼(ぜんここうろう)前からも後ろからも虎や狼が襲いかかってくる意から、次々と災難や危害におそわれること。 |
前後不覚(ぜんごふかく)物事のあとさきもわからないほど正体を失うこと。 |
千載一遇(せんざいいちぐう)千年に一回というきわめてまれな機会。 |
千差万別(せんさばんべつ)沢山のものが、それぞれさまざまに異なるさま。 |
全身全霊(ぜんしんぜんれい)身も心もすべて。類義語:全心全力(ぜんしんぜんりょく) |
千辛万苦(せんしんばんく)さまざまな苦労や困難を経験すること。 |
前人未到(ぜんじんみとう)今まで、誰も到達していないこと。 |
先制攻撃(せんせいこうげき)戦いを有利にするため、相手が攻撃してくる前に攻めること。 |
先声後実(せんせいこうじつ)初めに強いという評判で敵を怖じけさせ、その後に武力を行使する。 |
戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)恐れつつしむさま。恐れてびくびくしているさま。 |
戦戦慄慄(せんせんりつりつ)恐れつつしむさま。恐れてびくびくしているさま。 |
翦草除根(せんそうじょこん)災いのもとを徹底的に取り除くこと。また、問題を根本から解決すること。 |
前代未聞(ぜんだいみもん)今まで聞いたこともない珍しいこと。 |
全知全能(ぜんちぜんのう)完全無欠の知恵と才能。 |
前程万里(ぜんていばんり)前途に大きな可能性が広がっていること。 |
先手必勝(せんてひっしょう)機先を制して相手より先に攻撃すれば、最後には必ず勝てるということ。 |
前途多難(ぜんとたなん)これから先、多くの困難や災難が待ち受けている。また、困難が予想されること。 |
前途有望(ぜんとゆうぼう)将来、大いに見込みがあること。 |
前途洋洋(ぜんとようよう)見通しが明るく、将来の発展が期待されること。対義語:前途多難 |
前途遼遠(ぜんとりょうえん)目的地までの道のりや、目的達成までの行程が、非常に遠く長いさま。 |
先入僻見(せんにゅうへきけん)先入観で偏った見方をすること。 |
千般計較(せんぱんけいこう)あれこれ思いをめぐらせ考えること。 |
鮮美透涼(せんびとうりょう)美しく澄んでいること。人の性質や気だてなどについても用いる。 |
全豹一斑(ぜんぴょういっぱん)物事の一部分だけを見て全体を批評すること。 |
千篇一律(せんぺんいちりつ)どれもこれも代わり映えしないこと。 |
千変万化(せんぺんばんか)物事がいろいろ多様に変化すること。 |
千方百計(せんぽうひゃっけい)さまざまな方法や手段。 |
千磨百錬(せんまひゃくれん)多くの困難を克服し鍛えぬかれたもの。 |
先憂後楽(せんゆうこうらく)先に心配したり苦労した者は、後に安楽になれるということ。 |
千慮一失(せんりょいっしつ)どんな賢い者にも一つぐらいは間違いがあるということ。対義語:千慮一得 |
千慮一得(せんりょいっとく)愚者の考えのなかにも一つぐらいは良いものがあるということ。 |
善隣友好(ぜんりんゆうこう)隣国と友人のように仲良くすること。 |
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