む-四字熟語
む
無為自然(むいしぜん)手を加えず、ありのままであること。 |
無為徒食(むいとしょく)何もしないで、ただぶらぶらと遊び暮らすこと。 |
無為無策(むいむさく)何の対策もほどこせず、問題を放置していること。 |
無為無能(むいむのう)何もしないし、何もできないということ。 |
無学文盲(むがくもんもう)学問がなく、字も読めないこと。 |
无何之郷(むかのきょう)荒涼として果てしなく広い所。 |
無我夢中(むがむちゅう)ある物事に心を奪われ、我を忘れること。 |
無芸大食(むげいたいしょく)特技や才能はないが、こと食べることにかけては人並み以上のこと。 |
無稽之談(むけいのだん)根拠のないでたらめな話。 |
無間地獄(むげんじごく)仏教語。八大地獄の一つで、五逆・謗法の大悪を犯した者が落ちる。 |
夢幻泡影(むげんほうよう)夢と幻(まぼろし)、泡と影。人生のはかなさのたとえ。 |
無告之民(むこくのたみ)苦しみを訴えるすべを持たない無力な人びと。貧しい人や老人などの弱者。 |
無辜之民(むこのたみ)災害や凶作などに遭い、なんの罪もないのに虐げられる人びと。 |
無根無蔕(むこんむてい)よりどころがないこと。「無根」は根づくところがないこと。「無蔕」は果実のへたがないこと。 |
無慙無愧(むざんむき)悪事を働きながら、それを恥じることなく平気でいること。 |
無始無終(むしむじゅう)仏教語。始めもなく終わりもないこと。輪廻を無限に繰り返すこと。 |
無私無偏(むしむへん)私心、私欲がなく、公平なこと。 |
矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)前後の辻褄が合わない言動。 |
無常迅速(むじょうじんそく)人の世の移り変わりが非常に早いこと。 |
無駄方便(むだほうべん)一見なんの役にも立たないように見えるものでも、なにかの役に立っている場合があるということ。 |
無知蒙昧(むちもうまい)知識がなく、物事の道理に暗いたとえ。 |
無茶苦茶(むちゃくちゃ)筋道が立たないさま。ひどく乱れているさま。類義語:滅茶苦茶(めちゃくちゃ) |
夢中説夢(むちゅうせつむ)夢の中で夢を説く意から、実体のない、はかないこと。 |
無手勝流(むてかつりゅう)戦わず策略を用いて勝つこと。また、自分であみだした流儀。自己流。 |
無二無三(むにむさん)わき目もふらずに物事を行うこと。一心に突き進む。 |
無念無想(むねんむそう)無我の境地に入り何も思わないこと。または、その心境。 |
無病呻吟(むびょうしんぎん)病気でもないのに苦しげにうめきたてる意から、たいしたことがないのに大げさに騒ぎ立てること。 |
無病息災(むびょうそくさい)健康で無事なこと。(息災とは仏の力で災いを止めること)類義語:無事息災(ぶじそくさい) |
霧鬢風鬟(むびんふうかん)美しい髪のたとえ。 |
毋妄之福(むぼうのふく)思いがけない幸運のこと。対義語:毋望之禍(むぼうのわざわい) |
毋望之禍(むぼうのわざわい)思いがけない災いのこと。 |
無味乾燥(むみかんそう)味わいもおもしろみもないこと。 |
無用之用(むようのよう)一見役に立たないようなものが、かえって役に立つ。 |
無欲恬淡(むよくてんたん)欲がなく、物に執着しないこと。類義語:雲心月性(うんしんげっせい) |
無理往生(むりおうじょう)相手の都合を無視して、無理やり承諾させてしまうこと。 |
無理難題(むりなんだい)解決や回答がほとんど不可能な問題。また非常識で困難な要求をいう。 |
無理無体(むりむたい)相手のことを考えず、無理やり強制すること。類義語:無理往生(むりおうじょう) |
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