ひ-四字熟語
ひ
美意延年(びいえんねん)楽しく生きれば長生きできる。 |
被害妄想(ひがいもうそう)他人から常に迫害されていると思い込むこと。 |
悲歌慷慨(ひかこうがい)悲壮に歌い世を憤り嘆くこと。 |
飛花落葉(ひからくよう)花は風に散り、秋には葉も枯れ落ちる。世のはかなさのたとえ。 |
眉間一尺(びかんいっしゃく)眉の間が広いこと。賢人の相のたとえ。 |
悲喜交交(ひきこもごも)喜びと悲しみが入り交じっているさま。 |
非義非道(ひぎひどう)義理や道理を欠いた行為。 |
卑躬屈節(ひきゅうくっせつ)自分の主義主張を変えて、人におもねりこびること。 |
卑怯千万(ひきょうせんばん)この上なく卑怯なこと。 |
披荊斬棘(ひけいざんきょく)困難を切りひらいて進むこと |
微言大義(びげんたいぎ)簡潔な言葉の中に、奥深い意味や道理が含まれていること。 |
避坑落井(ひこうらくせい)穴に落ちないように通り過ぎたのに井戸に落ちてしまう意から、一つの災難を乗り越えてもすぐに次の災難がやってくること。 |
飛耳長目(ひじちょうもく)よく聞くことのできる耳と遠くの事をよく見る目の意で、情報を収集し、物事を深く鋭く判断すること。また、書籍のことをいう。長目飛耳ともいう。 |
美酒佳肴(びしゅかこう)すばらしいご馳走のこと。 |
美須豪眉(びしゅごうび)凛々しい男性のこと。美須とは、美しいひげのこと。 |
悲傷憔悴(ひしょうしょうすい)悲しみのあまりやつれること。 |
飛絮漂花(ひじょひょうか)女性が遊女などに身を落とし、あてどもなく辛苦するたとえ。 |
美辞麗句(びじれいく)美しく飾り立てた言葉。うわべだけを飾り立てた耳ざわりのよい言葉。 |
美人薄命(びじんはくめい)美しい女性は、悲運であったり、短命であったりすることが多い。類義語:佳人薄命(かじんはくめい)、才子多病(さいしたびょう) |
披星戴月(ひせいたいげつ)朝早くから夜遅くまで懸命に働くこと。 |
尾生之信(びせいのしん)約束を必ず守り抜くこと。また、愚直で融通がきかない者のたとえ。 |
飛雪千里(ひせつせんり)吹雪が激しいことのたとえ。 |
皮相浅薄(ひそうせんぱく)物事の見方や考え方が、浅はかで薄っぺらなこと。 |
悲壮淋漓(ひそうりんり)悲しみのうちにも痛ましいほどの勇ましさのあること。 |
尾大不掉(びだいふとう)尾大は尾が大きいことで、下にいる者の方が力が強く制御できないこと。 |
飛短流長(ひたんりゅうちょう)あれこれと噂を撒き散らすこと。 |
秘中之秘(ひちゅうのひ)秘密にしている中でも特に重要な、知られてはならない秘密。 |
必求壟断(ひっきゅうろうだん)利益を独り占めすること。 |
吃驚仰天(びっくりぎょうてん)すっかり驚いてしまうこと。 |
筆耕硯田(ひっこうけんでん)文筆で生計をたてること。 |
筆削褒貶(ひっさくほうへん) 批評の態度が公正で厳しいこと。 |
匹夫匹婦(ひっぷひっぷ)身分のいやしい男女。教養のない平凡な者。 |
非難囂囂(ひなんごうごう)人の欠点や過失などを責め咎める声が多く大きいこと。対義語:好評嘖嘖(こうひょうさくさく) |
髀肉之嘆(ひにくのたん)実力を発揮する機会に恵まれず嘆き悲しむこと。 |
皮膚之見(ひふのけん)うわべだけの浅薄な考え。類義語:皮肉之見(ひにくのけん) |
悲憤慷慨(ひふんこうがい)社会の不正や自らの運命などに憤りを覚え、嘆き悲しむこと。類義語:悲歌慷慨(ひかこうがい) |
眉目秀麗(びもくしゅうれい)容貌がすぐれて美しいこと。容貌が端正なこと。類義語:容姿端麗(ようしたんれい)、眉目清秀(びもくせいしゅう) |
百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)何でも人任せにし、言いなりになること。 |
百舎重繭(ひゃくしゃちょうけん)さまざまな困難を乗り越えて遠路を行くこと。 |
百世之師(ひゃくせいのし)後の世まで人の師と仰がれる人物。 |
百世之利(ひゃくせいのり)永久の利益のこと。 |
百世不麿(ひゃくせいふま)永久に消滅しないこと。 |
百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)100尺もある竿の先端に達しても、更にもう一歩踏み出して歩を進めるという意味。努力を積み重ねていく心構のたとえ。 |
百術千慮(ひゃくじゅつせんりょ)いろいろと手を尽くし考えを巡らすこと。 |
百折不撓(ひゃくせつふとう)何度失敗しても、くじけずに立ち上がること。 |
百川学海(ひゃくせんがっかい)すべての川は大きな海をめざして流れ、やがてそこに至る。学問も続けていけば真理を知ることができるということ。 |
百川帰海(ひゃくせんきかい)すべての川が海にやがて海に至る意から、散らばっているものが1か所に集まること。また、人々の考えが一致すること。 |
百戦百勝(ひゃくせんひゃくしょう)戦うたびに勝つこと。 |
百戦錬磨(ひゃくせんれんま)数々の実戦や経験を積んで鍛えられていること。 |
百代過客(ひゃくだいのかかく)永遠に歩き続ける旅人。 |
百鍛千錬(ひゃくたんせんれん)文字と語句の推敲を重ねること。 |
百人百様(ひゃくにんひゃくよう)人にはそれぞれ違った考え方や方法があるということ。類義語:十人十色 |
百年河清(ひゃくねんかせい)黄河はいくら待っても澄むことはない。いくら待っても望みがないこと。 |
百年之業(ひゃくねんのぎょう)後々までの仕事。また、古くから伝わった仕事。 |
百年大計(ひゃくねんのたいけい)長期的視野に立った大きな計画のこと。 |
百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)人間のすべての煩悩を言う。 |
百味飲食(ひゃくみのおんじき)いろいろな美味しい食べ物・飲み物。 |
百薬之長(ひゃくやくのちょう)酒のこと。酒があらゆる薬のなかで最もよく効くということ。 |
百聞一見(ひゃくぶんいっけん)人の話しを何度も聞くよりも、自分の目で確かめるほうがまさる。 |
百伶百利(ひゃくれいひゃくり)非常に聡明なこと。 |
百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)心身を鍛えることで、はじめて立派な人物になるのだということ。 |
百花斉放(ひゃっかせいほう)学問・芸術が自由かつ盛んに行われること。 |
百家争鳴(ひゃっかそうめい)学術界におけるさまざまな立場の学者、論客が論争しあうこと。 |
百下百全(ひゃっかひゃくぜん)百のうち一つも欠けることなく完全なこと。 |
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)さまざまの花が美しく咲き乱れること。美女が大勢集まるたとえ。 |
百鬼夜行(ひゃっきやこう)妖怪が列をなして、夜中に歩くこと。 |
百挙百捷(ひゃっきょひゃくしょう)どんなことも、やればやっただけうまくいくこと。 |
百孔千瘡(ひゃっこうせんそう)短所や欠点がたくさんあること。 |
百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)放った矢や弾丸がすべて命中すること。転じて、計画や予想などが、すべてその通りになること。 |
謬悠之説(びゅうゆうのせつ)でたらめで、とりとめのない考え。類義語:荒唐無稽(こうとうむけい) |
氷肌玉骨(ひょうきぎょっこつ)氷のように清らかな肌。美しい女性の形容。 |
豹死留皮(ひょうしりゅうひ)豹は死んでも美しい毛皮を残す意から、死後に名声を残すたとえ。 |
猫鼠同眠(びょうそどうみん)猫が鼠と仲よく眠る。転じて、上司と部下が結託して悪事を働くたとえ。 |
氷炭相愛(ひょうたんそうあい)有り得ないことのたとえ。また、相反するものが調和し性質を保持するたとえ。また、友人どうしがお互いに特性を生かして助け合うたとえ。 |
病入膏肓(びょうにゅうこうこう)病が進行して回復する見込みがなくなること。 |
表裏一体(ひょうりいったい)二つのものが、表と裏のように密接につながり切り離せないこと。 |
比翼連理(ひよくれんり)男女の情愛のきわめて深いことのたとえ。 |
皮裏陽秋(ひりのようしゅう)直接口に出して言わないで、心の内で人を褒めたり批判したりすること。 |
飛竜乗雲(ひりゅうじょううん) 竜が雲に乗って天に昇る意から、英雄が時勢に乗じてその才能を発揮すること。 |
疲労困憊(ひろうこんぱい)疲れ果てること。類義語:精疲力尽(せいひりきじん) |
非驢非馬(ひろひば)驢馬(ろば)でも馬でもない意から、主体性がなくどっちつかずであること。 |
牝鶏之晨(ひんけいのしん)女性が勢力をふるうことのたとえ。 |
牝鶏牡鳴(ひんけいぼめい)女性が権力を握ること。 |
品行方正(ひんこうほうせい)行いが正しく、几帳面なこと。類義語:規行矩歩(きこうくほ)、聖人君子(せいじんくんし) |
貧者一灯(ひんじゃのいっとう)金持ちのともす万の灯明よりも、貧しい者が苦しい中からやっと捧げた、真心のこもった1つの灯明のほうが尊いという意から、真心のこもった行いの尊さのたとえ。 |
貧賤之交(ひんせんのまじわり)貧しくて苦労しているころからの友。また、自分が出世してもそうした友人は大切にするべきだということ。 |
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