逆引き四字熟語/励ます

逆引き四字熟語

人を励ます 四字熟語



一念通天(いちねんつうてん)心をこめ努力すれば、その思いが天に通じて成功するということ。

一病息災(いちびょうそくさい)一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きするということ。

一陽来復(いちようらいふく)悪いことが続いた後には、良いことがめぐってくるということ。

一労永逸(いちろうえいいつ)一度苦労すれば、長くその恩恵を得られること。また、わずかの苦労で多くの安楽が得られること。

陰徳陽報(いんとくようほう)人知れず良いことをする者には、必ず良い報いがあるということ。類義語:善因善果(ぜんいんぜんか)対義語:悪因悪果(あくいんあっか)

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)目的を果たすために、あらゆる苦難に耐えること。

禍福倚伏(かふくいふく)禍(わざわい)と福は代わる代わるやってくるということ。

禍福糾纆(かふくきゅうぼく)禍(わざわい)と福は代わる代わるやってくるということ。

韓信匍匐(かんしんほふく)大きな目的のためには一時の恥や怒りを耐え忍ぶこと。名将の韓信が腹ばいになって人の股をくぐった故事による。

求全之毀(きゅうぜんのそしり)自分が完璧にやったつもりでも非難を受けることがある。対義語:不虞之誉 (ふぐのほまれ)

愚公移山(ぐこういさん)根気よく努力すれば、いつかは成し遂げられるということ。

捲土重来(けんどちょうらい)一度敗れたり失敗した者が再び勢力を盛り返し、巻き返しを計ること。

虎穴虎子(こけつこじ)危険を冒さなければ大きな利益は得られないということ。

塞翁失馬(さいおうしつば)禍福吉凶は定まりがなく、幸不幸も変わりやすいということ。 大事にしていた馬が逃げたが、良馬を連れて帰ってきた。しかし、その馬に息子がのり落馬して足が不自由になる。しかし、そのおかげて徴兵が免除になったという故事から。

採長補短(さいちょうほたん)他人の長所をとり入れ、自分の短所を補うこと。

七転八起(しちてんはっき)何度失敗しても、また起き上がって努力するさま。

叱咤激励(しったげきれい)大声で励まし、奮い立たせること。

疾風勁草(しっぷうけいそう)激しい風が吹いたときに、はじめて折れることのない強い草かどうか分かる意から、人間も逆境に陥ったときに、はじめてその人の真の強さが分かるということ。



人間青山(じんかんせいざん)ここで言う「人間」は世の中、「青山」は墓の意で、世の中に出て活躍するならば骨を埋める場所はどこにでもあるということ。また、志を貫くためには、故郷を離れて活躍するべきだということ。

心堅石穿 (しんけんせきせん) 意思が堅ければ石にさえ穴をあけることができるという意から、意思が堅ければどんな困難も克服できるということ。

斉紫敗素(せいしはいそ)賢者が事を行えば、災いを福に変え、失敗を成功に転じることができるということ。

積水成淵(せきすいせいえん)少しの水でもそれが積もればやがて淵になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。

積土成山(せきどせいざん)わずかな土でもそれを積み上げていけばやがて山になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。

先憂後楽(せんゆうこうらく)先に心配したり苦労した者は、後に安楽になれるということ。

千慮一失(せんりょいっしつ)どんな賢い者にも一つぐらいは間違いがあるということ。対義語:愚者一得

大器晩成(たいきばんせい)大人物となる人間は、普通より遅く大成するということ。

重見天日(ちょうけんてんじつ)悪い状態から抜け出し、再びよい方向に向かうこと。

点滴穿石(てんてきせんせき)たとえ小さな力でも、持続すれば大きな目標を達成することができる。

駑馬十駕(どばじゅうが)優れた馬は1日に千里も走るが、のろい馬も10日走れば並ぶことができる意から、才能がない者でも努力すれば才能のある者に並ぶことができる。

跛鼈千里(はべつもせんり) 困難なことでも努力をすれば成し遂げられるということ。(跛鼈とは足の悪いスッポンのこと)

福因福果(ふくいんふっか)善い行いをすれば福がくる。

亡羊補牢(ぼうようほろう)失敗してもすぐに手を打てば、それ以上ひどいことにはならないということ。

磨斧作針(まふさくしん)難しいことでも忍耐強く努力すれば、必ず成功するという意味。

面壁九年(めんぺきくねん)ひとつの目的に長い年月をかけ、辛抱強く取り組むこと。



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