逆引き四字熟語/歳月・時間

逆引き四字熟語

歳月・時間に関する四字熟語



一刻千金(いっこくせんきん) 時間の貴重なことのたとえ。また、時間を無駄に過ごすのを戒める語。

一炊之夢(いっすいのゆめ) 一炊は粟を炊くほどの短い時間。人の繁栄は夢のようにはかないということ。

一寸光陰(いっすんのこういん) ほんのわずかな時間のこと。また、わずかな時間も無駄にしてはいけないという戒めで用いる。

一朝一夕(いっちょういっせき) ほんのわずかな期間。非常に短い時間。類義語:一旦一夕(いったんいっせき)

日進月歩(にっしんげっぽ) 物事が非常な早さで、どんどん進歩すること。

一日三秋(いちじつさんしゅう) 非常に思い慕うこと。また、待ち遠しいこと。

一日千秋(いちじつせんしゅう) 一日三秋が転じたもの。非常に思い慕うこと。また、待ち遠しいこと。

烏兎匆匆(うとそうそう) 歳月が慌ただしく過ぎ去るたとえ。

永永無窮(えいえいむきゅう) 時の果てしなく長いこと。いつまでも永遠に続くたとえ。

延頸鶴望(えんけいかくぼう) 今か今かと待ちわびること。

往古来今(おうこらいこん) 過去から未来まで綿々と続く時間の流れ。また、昔から今まで。

黄金時代(おうごんじだい) 一番栄えている時期。最盛期。

往事渺茫(おうじびょうぼう) 昔の出来事は遠くはるか。昔を回顧していう言葉。

温故知新(おんこちしん) 古典や伝統の中から、新しい価値や意義を発見し活用しようとすること。

隔世之感(かくせいのかん) 「隔世」とは時代を異にすること。時代が移り変わってしまったと身にしみて感じること。

嘉辰令月(かしんれいげつ) よい日と、よい月。めでたい月日。

翫歳愒日(がんさいかいじつ)無駄に月日を過ごすこと。

騏驥過隙(ききかげき) 一瞬の出来事。また、時の過ぎ去ることが早いたとえ。

曠日弥久(こうじつびきゅう) 無駄に日時を費やし、事を長引かせること。

古往今来(こおうこんらい) 過去から未来まで綿々と続く時間の流れ。また、昔から今まで。

光陰如箭(こういんじょせん) 月日は矢のようにあっという間に過ぎ去ってしまう。月日の流れが早いことのたとえ。

古今東西(ここんとうざい) あらゆる時代、あらゆる場所。

古色蒼然(こしょくそうぜん) 長い年月を経て古びたさま。いかにも古めかしいさま。類義語:古色古香(こしょくここう)

歳月不待(さいげつふたい) 月日は人の都合にかかわらず過ぎて行ってしまい、待ってはくれない。

蹉跎歳月(さたさいげつ) 時間を無駄にして、むなしく過ごすこと。

時期尚早(じきしょうそう) それを行うにはまだ早過ぎること。まだその時期になっていないこと。

時節到来(じせつとうらい) 待っていた好機がやってくること。

時代錯誤(じだいさくご) 時代の流れに逆行している主義主張。時代遅れのこと。

七難九厄(しちなんくやく) 七と九の年まわりは、男女とも災厄にあいがちだという俗信。

十年一昔(じゅうねんひとむかし) 世の中の移りかわりが激しいことのたとえ。

春宵一刻(しゅんしょういっこく) 春の夜は趣深く、その一刻はなにものにもかえがたい価値がある。

四六時中(しろくじちゅう) 一日中。始終。つねに。いつも。

水到渠成(すいとうきょせい) 物事は時期がくれば自然に成就するということ。

尺璧非宝(せきへきひほう) 「尺璧」とは直径が一尺もある宝玉のこと。その宝玉も時間と比べたら宝物とは言えない。時間の貴重さを言った語。



刹那主義(せつなしゅぎ) その場がよければそれでいいという考え。

千載一遇(せんざいいちぐう) 千年に一回というきわめてまれな機会。

造次顛沛(ぞうじてんぱい) わずかの間、一瞬の間。

大安吉日(たいあんきちじつ) 物事を行うのによいとされる日。(陰陽道で吉凶の基準となる六曜の一つ) 類義語:黄道吉日(こうどうきちにち)

朝朝暮暮(ちょうちょうぼぼ) 毎朝毎晩。

兔走烏飛(とそううひ) 歳月が慌ただしく過ぎ去るたとえ。

日進月歩(にっしんげっぽ) 物事が非常な早さで、どんどん進歩すること。対義語:旧態依然(きゅうたいいぜん)

二六時中(にろくじちゅう) 一日中。始終。つねに。いつも。(昔は昼夜をそれぞれ6等分していた)類義語:四六時中(しろくじちゅう)

年中行事(ねんじゅうぎょうじ) 毎年決まった時期に行われる儀式や催し物。

年年歳歳(ねんねんさいさい) 毎年毎年。年どし。

年百年中(ねんびゃくねんじゅう) 一年中、いつも。(年がら年中と同じ)

万世不易(ばんせいふえき) 永久に変わらないこと。

百世不麿(ひゃくせいふま) 永久に消滅しないこと。

百代過客(ひゃくだいのかかく) 永遠に歩き続ける旅人。

百年之業(ひゃくねんのぎょう) 後々までの仕事。また、古くから伝わった仕事。

百年大計(ひゃくねんのたいけい) 長期的視野に立った大きな計画のこと。

不朽不滅(ふきゅうふめつ) 永遠に朽ち滅びないこと。

不将不迎(ふしょうふげい) 過去の出来事をいつまでも悔み、まだこない未来のことを心配すること。

不老不死(ふろうふし) 永久に老いることなく生き続けること。

三日天下(みっかてんか) 国や組織などで権力を握っている期間がきわめて短いこと。

三日坊主(みっかぼうず) 飽きっぽい性格で、何をしても長続きしないこと。

未来永劫(みらいえいごう) 将来にわたっていつまでも。永遠に。

面壁九年(めんぺきくねん) ひとつの目的に長い年月をかけ、辛抱強く取り組むこと。

覧古考新(らんここうしん) 古いきを顧みて、新しきを考察すること。

老少不定(ろうしょうふじょう) 人の命は予測しがたいもので、年齢の大小にかかわりがない。

六道輪廻(ろくどうりんね) この世に生きるものはすべて、生死を繰り返し六道の世界をさまよい続ける。



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