天候・気候に関する四字熟語
・雨過天晴(うかてんせい) 雨がやみ、空が晴れわたる意から、物事が良い方向へむかうこと。
・雨後春筍(うごしゅんじゅん) 雨が降ったあとに筍が増えるように、物事のふえるのが速くて勢いがさかんなたとえ。
・和気香風 (かきこうふう) のどかな陽気でよい香りが満ちていること。
・九夏三伏(きゅうかさんぷく) 夏の最も暑い時期をいう語。「九夏」は夏の九十日間のこと。「三伏」は初伏、中伏、末伏のこと。
・傾盆大雨 (けいぼんのたいう) 盆をひっくり返したような大雨。
・黒雲白雨(こくうんはくう) 黒い雲に覆われ、激しい雨が降ること。激しいにわか雨。
・小春日和(こはるびより) 春のように暖かい冬の晴れた日。
・五風十雨(ごふうじゅうう) 5日ごとに風が吹き、10日ごとに雨が降る。農作にちょうどよい天候で気候が安定していること。また、世の中が平穏なこと。
・三寒四温(さんかんしおん) 寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日間ぐらい暖かい日が続くということ。
・櫛風沐雨(しっぷうもくう) 風雨にさらされて辛苦奔走すること。非常に苦労することのたとえ。
・秋霜烈日(しゅうそうれつじつ) 秋の冷たい霜と強烈に照りつける太陽から転じて、刑罰・権威・意志などが非常にきびしく激しいさま。
・秋天一碧(しゅうてんいっぺき) 青一色の雲ひとつない秋の空。
・晴好雨奇(せいこううき) 自然の風景は、晴れの日も美しいが、雨の日も趣があって美しい。
・晴耕雨読(せいこううどく) 晴れた日は畑を耕し、雨の日は家で読書をする意から、悠々自適の生活をすること。
・青天霹靂(せいてんのへきれき) 晴れ渡っていた青空に、急に雷がなる意から、予期しなかった大事件、思いがけない出来事のたとえ。
・青天白日(せいてんはくじつ) 晴れ渡った青空から、心にやましいことがないこと。また、疑いがはれて無罪になること。
・雪中松柏(せっちゅうのしょうはく) 冬の寒い雪の中でも、松や柏は緑の葉を変えないことから、時勢によって変節しない人のたとえ。
・天高気清(てんこうきせい)空が高く、晴れ渡り澄んでいること。秋の爽やかな気候のこと。
・飛雪千里(ひせつせんり) 吹雪が激しいことのたとえ。
・風雨淒淒(ふううせいせい) 風雨ににさらされ、寒く冷たいさま。
・風鬟雨鬢(ふうかんうびん) 風雨ににさらされ苦労して働くこと。
・暮色蒼然(ぼしょくそうぜん) 夕暮れどきの、あたりが徐々に暗くなっていく様子。
・密雲不雨(みつうんふう)空が黒い雲に覆われているが、まだ雨が降ってきていない意から、前兆があるのにまだ事が起こらないこと。
・烈日赫赫(れつじつかくかく) 太陽が激しく照りつけて非常に暑いさま。
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