危機・危険に関する四字熟語
・一縷千鈞(いちるせんきん) 一本の糸で千鈞の重さをつるす意から、非常に危険なことの形容。
・一髪千鈞(いっぱつせんきん) 一本の髪の毛で千鈞の重さを引く意から、非常に危険なこと。また、無理なことのたとえ。
・火中取栗(かちゅうしゅりつ) 自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すこと。また、自ら危険を冒す意でも用いる(火中の栗を拾う)
・危機一髪(ききいっぱつ) わずかな違いで、危険な状況になるような瞬間。
・危急存亡(ききゅうそんぼう) 危険が迫り、生きるか死ぬかの瀬戸際にある状態。
・虎穴虎子(こけつこじ) 危険を冒さなければ大きな利益は得られないということ。
・涸轍鮒魚(こてつのふぎょ) 危機や困難が目の前に差し迫っていること。
・虎尾春氷(こびしゅんぴょう) 虎の尾や春の氷を踏む意から、危険なことのたとえ。
・財多命殆(ざいためいたい) 「財多くして命殆うし」 なまじ財産が多いと命を狙われることが多く危険であるということ。
・死中求活(しちゅうきゅうかつ) 難局を打開するため、敢えて危険に挑むこと。
・焦眉之急(しょうびのきゅう) 危険が切迫していること。
・垂堂之戒(すいどうのいましめ) 大切な子供や有能な人物を危険な場所に近づけてはいけないという戒め。「垂堂」は軒下の部分に近づく意。
・絶体絶命(ぜったいぜつめい) 危険や困難からどうしても逃れることができないこと。
・轍鮒之急(てっぷのきゅう) 危機が差し迫っているたとえ。
・風前之灯(ふうぜんのともしび) 危険が迫っていて今にも滅びそうなことのたとえ。
・釜中之魚(ふちゅうのうお) 煮られようとしている釜の中の魚。転じて、死や危険が目前に迫っている。
・明哲保身(めいてつほしん) 聡明で物事に明るい人は、危険を避けて身の安全を保つ。
・両刃之剣(もろはのつるぎ) 便利な物もその使い方を誤れば、危険なものになることのたとえ。
・累卵之危(るいらんのき) 積み重ねた卵のように不安定で危険なこと。
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