世の中・世間に関する四字熟語
・悪事千里(あくじせんり) 悪いことは、世間にあっというまに知れ渡る。
・安穏無事(あんのんぶじ) 世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。
・有為転変(ういてんぺん) 世の中は移り変わり、とどまることがない。
・海千山千(うみせんやません) 世間の裏表に通じた老獪な輩をいう。類義語:海千河千(うみせんかわせん)、百戦錬磨(ひゃくせんれんま)
・栄枯盛衰(えいこせいすい) 人の一生や世の中は、盛んな時もあれば衰える時もある。
・寡聞少見(かぶんしょうけん) 見識が狭く、世間知らずなこと。自分を謙遜していう言葉。
・慷慨憤激(こうがいふんげき) 世の中の不正や自分の不運などに激しく憤り嘆くこと。
・五風十雨(ごふうじゅうう) 農作にちょうどよい天候のこと。また、世の中が平穏なこと。
・経世済民(けいせいさいみん) 世の中を治め、人々を苦しみから救済する。また、そうした政治をいう。
・三界無安(さんがいむあん) この世に生きることは、苦労が多くて、少しも心が休まることがない。
・十年一昔(じゅうねんひとむかし) 世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。
・諸行無常(しょぎょうむじょう) 世の中に永遠に変わらないものはなく生滅を繰り返す。人生もはかなく虚しいものであるということ。
・人間青山(じんかんせいざん)ここで言う「人間」は世の中、「青山」は墓の意で、世の中に出て活躍するならば骨を埋める場所はどこにでもあるということ。また、志を貫くためには、故郷を離れて活躍するべきだということ。
・滄海桑田(そうかいそうでん) 世の中の移り変わりが激しいこと。
・滄桑之変(そうそうのへん) 世の中の移り変わりが激しいこと。
・治乱興亡(ちらんこうぼう) 世の中が治まったり乱れたり、国が興ったり滅びたりすること。
・天下泰平(てんかたいへい) 世の中が穏やかに治まっていて平和なこと。また、何の心配事もなく、のんびりしている様子。
・内清外濁(ないせいがいだく) 世間の汚濁にまみれていても心の中は清らかなこと。
・撥乱反正(はつらんはんせい) 乱れた世の中を治め整えて、正常で平穏な世に戻すこと。
・飽経風霜(ほうけいふうそう) 世の中の苦労を味わい尽くしていること。
・名声赫赫(めいせいかくかく) 世間の評判が非常に良いこと。
・名声過実(めいせいかじつ) 世間の評判ほどではないこと。
・立身出世(りっしんしゅっせ) 社会的に高い地位について、世間に名を知られるようになること。
・和光同塵(わこうどうじん) すぐれた才能を隠して、俗世間に交わること。
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