こ-四字熟語
こ
香囲粉陣(こういふんじん)多くの美人に取り囲まれるたとえ。 |
光陰如箭(こういんじょせん)月日は矢のようにあっという間に過ぎ去ってしまう。月日の流れが早いことのたとえ。 |
行雲流水(こううんりゅうすい)空を行く雲と流れる水。心の赴くままに、物に応じ事に従っていく態度、またそのような生き方をいう。 |
慷慨憤激(こうがいふんげき)世の中の不正や自分の不運などに激しく憤り嘆くこと。 |
口角飛沫(こうかくひまつ)激しく議論するさま。 |
豪華絢爛(ごうかけんらん)贅沢で華やかなこと。 |
膏火自煎(こうかじせん)あぶらは燃料になるために我が身を焼きつくしてしまう意から、なまじ財産や才能があることで、かえって災いに遭うことのたとえ。 |
恒河沙数(ごうがしゃすう)数が多すぎて、数えることができないたとえ。 |
咬牙切歯(こうがせっし)歯を強く食いしばったり歯ぎしりすること。転じて、恨みや憎しみが強いこと。激しく怒ること。 |
効果覿面(こうかてきめん)効き目がすぐに現れること。 |
合歓綢繆(ごうかんちゅうびゅう)男女が深く愛し合うさま。 |
傲岸不遜(ごうがんふそん)非常に思いあがった態度。 |
厚顔無恥(こうがんむち)あつかましく、恥知らずなこと。 |
剛毅果断(ごうきかだん)意志が強く決断力があること。 対義語:優柔不断 |
綱紀粛正(こうきしゅくせい)規則を厳しく適用し不正をなくすこと。対義語:綱紀廃弛(こうきはいし) |
剛毅木訥(ごうきぼくとつ)意志が強く、飾り気がないこと。対義語:巧言令色(こうげんれいしょく) |
綱挙網疏(こうきょもうそ)巨悪を挙げるためには、末節の小さな悪は見逃す。 |
綱紀廃弛(こうきはいし)規律や秩序が乱れゆるむこと。 |
好機到来(こうきとうらい)ちょうどよい機会がめぐってくること。 |
黄絹幼婦(こうけんようふ)2人の判断がまったく一致していること。また、解釈や判読が正確なこと。 |
巧言乱徳(こうげんらんとく)巧みな言葉は人を惑わし徳を乱す。 |
巧言令色(こうげんれいしょく)口先がうまく、顔色をつくろって人に媚びへつらうこと。 |
膏肓之疾(こうこうのしつ)治療しにくい病気。難病のこと。 |
紅口白牙(こうこうはくが)あかい唇と白い歯の意、美人の形容。 |
鴻鵠之志(こうこくのこころざし)英雄や豪傑など大人物の志(こころざし)のこと。 |
高材疾足(こうざいしっそく)すぐれた才能と技量があること。 |
幸災楽禍(こうさいらっか)他人の不幸につけこんで自分の思うように事を運ぶ。他人の不幸を喜ぶこと。 |
恒産恒心(こうさんこうしん)一定の財産・収入がない者は、正しい心を保つことはできない。 |
高山流水(こうざんりゅうすい)素晴らしい演奏、音楽のたとえ。 |
行尸走肉(こうしそうにく)無学、無能な人のたとえ。 |
好事多魔(こうじたま)良いこと、上手くいきそうなことには、とかく邪魔が入りやすい。 |
曠日弥久(こうじつびきゅう) 無駄に日時を費やし、事を長引かせること。 |
膠漆之交(こうしつのまじわり)固い絆で結ばれた友情のこと。 |
口耳之学(こうじのがく)聞いたことをそのまま人に言うだけで、まったく自分のものとなっていない学問。 |
口尚乳臭(こうしょうにゅうしゅう)まだ年が若く経験の足りないこと。 |
公序良俗(こうじょりょうぞく)公の秩序と善良の風俗。国家・社会の公共の秩序と普遍的道徳。 |
口耳四寸(こうじよんすん)口と耳の間はわずか四寸しかないことから、聞いたことをそのまま人に伝えるだけの浅い学問。聞きかじり、受け売り。 |
広大無辺(こうだいむへん)限りなく広くて大きいこと。 |
高談闊歩(こうだんかっぽ)自由に議論して大股に歩くこと。自由で得意なさま。 |
巧遅拙速(こうちせっそく)上手で遅いより、下手でも速いほうがいいということ。 |
荒唐無稽(こうとうむけい)とりとめがなく、考えに根拠のないこと。 |
狡兎三窟(こうとさんくつ)ずる賢いウサギは3つの穴を持っている意から、身を守るのが巧いことのたとえ。また、用心深いことをいう。 |
狡兎良狗(こうとりょうく)ずる賢いウサギが死ねば賢い犬も必要なくなるの意から、かつて重用されていた者も、利用価値がなくなれば見捨てられる。 |
香美脆味(こうびぜいみ)豪華で贅沢な食事のこと。 |
光風霽月(こうふうせいげつ)心が清らかでわだかまりがないこと。 |
公平無私(こうへいむし)自分の利益や感情に左右されず平等なこと。 |
光芒一閃(こうぼういっせん)事態が急激に変化すること。 |
豪放磊落(ごうほうらいらく)細かい事にこだわらないこと。大らかなたとえ。 |
口蜜腹剣(こうみつふくけん)口はうまいが腹黒い人。 |
孔明臥竜(こうめいがりょう)まだ世の中に知られていないすぐれた人物。「こうめいがりゅう」とも読む。 |
公明正大(こうめいせいだい)私心がなく、正しく立派であること。 |
毫毛斧柯(ごうもうふか)問題やわざわいは、それが小さいうちに取り除くべきだということ。 |
紅毛碧眼(こうもうへきがん)西洋人のこと。 |
孔孟老荘(こうもうろうそう)古代中国の思想家、孔子・孟子・老子・荘子のこと。また、その教えをいう。 |
高陽酒徒(こうようのしゅと)酒飲みのこと。 |
孔翊絶書(こうよくぜっしょ)政治に私情をさしはさまないこと。 |
洽覧深識(こうらんしんしき)見聞が広く知識も深く豊富なこと。 |
黄粱一炊(こうりょういっすい)人生が夢幻のようにはかないことのたとえ。 |
甲論乙駁(こうろんおつばく)甲が論じたことに、乙が反対する意から、結論がまとまらないことをいう。対義語:満場一致 |
五蘊皆空(ごうんかいくう)人間界の現象・存在は一切空である。(般若心経にある言葉) |
高論卓説(こうろんたくせつ)レベルの高い議論、すぐれた意見のたとえ。 |
孤雲野鶴(こうんやかく)世俗を離れ、山野などにひっそりと隠れ住む人のたとえ。 |
呉越同舟(ごえつどうしゅう)仲の悪い者同士が、行動をともにすること。 |
古往今来(こおうこんらい)昔から今までということ。 |
狐仮虎威(こかこい)虎の威を借る狐のこと。他人の権力をかさに着ていばる者をいう。 |
狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)疑い深く、決心がなかなかつかないこと。 |
鼓琴之悲(こきんのかなしみ)親友に死別した悲しみのたとえ。 |
古琴之友(こきんのとも)自分のことをよく理解してくれる友人のこと。 |
極悪非道(ごくあくひどう)この上なく悪く、人の道にはずれていること。 |
国威発揚(こくいはつよう)国家の威光を奮い立たせ内外に示すこと。 |
黒雲白雨(こくうんはくう)黒い雲に覆われ、激しい雨が降ること。激しいにわか雨。 |
国士無双(こくしむそう)国中で並ぶ者がいないほど優れた人物。 |
国色天香(こくしょくてんこう)すばらしい香りと美しさ。牡丹(ぼたん)の異名。美しい女性の形容。 |
刻舟求剣(こくしゅうきゅうけん)時代の変化を知らずに、古い方法や習慣などに固執すること。 |
克伐怨欲(こくばつえんよく)4つの悪心のこと。(むやみに勝たがる・自ら誇る・怨む・むさぼる) |
国歩艱難(こくほかんなん)国勢が振るわず、国の前途が危ういこと。 |
極楽浄土(ごくらくじょうど)阿弥陀仏がいる、苦難や苦悩のない安楽な世界。 |
国利民福(こくりみんぷく)国家の利益と国民の幸福。 |
孤苦零丁(こくれいてい) 孤独で生活に困窮すること。 |
刻露清秀(こくろせいしゅう)清々しい秋の景色のたとえ。 |
孤軍奮闘(こぐんふんとう)手助けしてくれる人が誰もいない中、一人で懸命に頑張ること。 |
虎穴虎子(こけつこじ)危険を冒さなければ大きな利益は得られないということ。 |
五穀豊穣(ごこくほうじょう)穀物が豊かに実ること。 |
古今東西(ここんとうざい)あらゆる時代、あらゆる場所。 |
虎視耽耽(こしたんたん)機会をじっと狙っているさま。 |
孤城落日(こじょうらくじつ)心細く淋しい気持ちのたとえ。 |
古色蒼然(こしょくそうぜん)長い年月を経て古びたさま。いかにも古めかしいさま。 |
胡蝶之夢(こちょうのゆめ)現実と夢の区別がつかないこと。また、人の世のはかないことのたとえ。 |
刻苦勉励(こっくべんれい)苦しさに耐えて、仕事や勉学に励むこと。 |
骨肉相食(こつにくそうしょく)親子・兄弟など肉親どうしが争うこと。 |
涸轍鮒魚(こてつのふぎょ)危機や困難が目の前に差し迫っていること。 |
梧桐一葉(ごどういちよう)梧桐の葉が一枚落ちるのを見て秋の到来を知る意から、物事が衰える兆し。 |
虎頭蛇尾(ことうだび)はじめは盛んで、終わりがふるわないこと。 |
小春日和(こはるびより)春のように暖かい冬の晴れた日。 |
虎尾春氷(こびしゅんぴょう)虎の尾や春の氷を踏む意から、危険なことのたとえ。 |
五風十雨(ごふうじゅうう)農作にちょうどよい天候のこと。また、世の中が平穏なこと。 |
鼓舞激励(こぶげきれい)人を励まし、奮い立たせること。 |
枯木寒巌(こぼくかんがん)世俗を離れた無心の境地。また、冷たく素っ気ないさまをいう。 |
枯木竜吟(こぼくりょうぎん)苦境を脱して再び脚光を浴びることのたとえ。 |
五里霧中(ごりむちゅう)物事の手がかりがつかめない状態。類義語:暗中模索(あんちゅうもさく)、曖昧模糊(あいまいもこ) |
孤陋寡聞(ころうかぶん)見識が狭く偏っていること。 |
虎狼之国(ころうのくに)他国を次々に侵略する国のこと。 |
孤論難持(ころんなんじ)議論の場で孤立し賛同者がいない意見は保つのが難しく通らないということ。 |
言語道断(ごんごどうだん)とんでもないこと。(本来の意味は言い尽くせない真理や道理をいう。) |
渾渾沌沌(こんこんとんとん)状況が入り乱れて明らかでないさまをいう。反対語:明明白白(めいめいはくはく) |
渾然一体(こんぜんいったい)あらゆるものが溶け合って一つになっているさま。 |
困知勉行(こんちべんこう)才能に恵まれない者が苦労して学び、ひたすら努力を重ね励むこと。 |
蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)話のかみ合わない会話。とんちんかんな質問と応答のやりとり。 |
・四字熟語辞典 ・対義語・反対語辞典TOPに戻る