け-四字熟語
け
鯨飲馬食(げいいんばしょく)鯨のようにたくさん飲み、馬のようにたくさん食べる。大食いのこと。 |
閨英闈秀(けいえいいしゅう)婦人のこと。また、すぐれた女性のたとえ。 |
形影一如(けいえいいちにょ)夫婦仲が大変いいこと。また、心の良し悪しが行動にもあらわれること。 |
形影相弔(けいえいそうちょう)孤独で訪ねて慰めてくれる人もいないこと。 |
形影相同(けいえいそうどう)心の良し悪しが行動にもあらわれること。 |
傾蓋知己(けいがいのちき)ちょっと話しただけなのに古くからの友人のように親しくなること。 |
傾危之士(けいきのし)危険人物のこと。 |
軽挙妄動(けいきょもうどう)考えもなしに軽はずみな行動をすること。 |
鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)鶏の群れの中にいる一羽の鶴。凡人の集まりの中で、一人だけ際立って優れていること。 |
鶏口牛後(けいこうぎゅうご)大きな組織で歯車の一つとなるよりは、小さい組織でも人の上に立つ方がよいということ。 |
傾国美女(けいこくのびじょ)国政を忘れ国を傾けるほどの美女。絶世の美女。 |
刑故無小(けいこむしょう)故意に行った犯罪は、たとえ小さなものでも罰するということ。 |
荊妻豚児(けいさいとんじ)自分の妻子を謙遜して言う言葉。荊妻とは、いばらの簪(かんざし)をさした妻、豚児とは、豚の子供という意味。 |
荊山之玉(けいざんのぎょく)優秀で賢い人のこと。 |
傾城傾国(けいせいけいこく)国や城を傾けるほどの絶世の美女。 |
経世済民(けいせいさいみん)世の中を治め、人々を苦しみから救済すること。この経世済民を略して経済という語になった。 |
蛍雪之功(けいせつのこう)苦労しながら学問に励むこと。また、苦学した成果のこと。 蛍雪は、ほたるの光と雪あかりのこと。 |
軽諾寡信(けいだくかしん)なんでも軽々しくうけあう者は信用できないということ。対義語:一諾千金 |
形単影隻(けいたんえいせき)独り身で孤独なこと。 |
敬天愛人(けいてんあいじん)天を敬(うやま)い、人を愛すること。(西郷隆盛が述べた語) |
軽薄短小(けいはくたんしょう)電気製品などが軽量・薄型・小型化すること。また、うすっぺらで中身がないという、精神面で使う場合もある。対義語:重厚長大 |
鶏皮鶴髪(けいひかくはつ)年老いて衰えること。皮膚が鶏のようになり、頭髪は鶴のように白くなる。 |
繋風捕影(けいふうほえい)風をつなぎとめ、影を捕らえる意から、とてもできないこと。 |
軽便信用(けいべんしんよう)苦労せずに簡単に得られる信用。 |
傾盆大雨(けいぼんのたいう)盆をひっくり返したような大雨。 |
鶏鳴狗盗(けいめいくとう)鶏の鳴き声をまね、犬のようにこっそり盗みをする意から、こそ泥、くだらない人間、才覚のある小人物のたとえ。 |
形名参同(けいめいさんどう)言うことと実際の行為を一致させること。類義語:言行一致(げんこういっち) |
形容枯槁(けいようここう)やせ衰え生気がないこと。 |
軽慮浅謀(けいりょせんぼう)浅はかな考えや計画のこと。 |
桂林一枝(けいりんのいっし)少しばかりの出世。自分が出世したことを謙遜していう言葉。 |
灰身滅智(けしんめっち)身も心も無にして悟りに達する境地をいう。 |
外題学問(げだいがくもん)うわべだけの学問や知識。 |
月下推敲(げっかすいこう)詩文の字句をあれこれ考え練ること。 |
月下氷人(げっかひょうじん)結婚の仲人。媒酌人。 |
刖趾適屨(げっしてきく)足が大きく靴に入らないことから、足先を切り落とす意から、目先にとらわれ根本を考えないこと。本末転倒。 |
兼愛無私(けんあいむし)自他の区別なく広く人を愛すること。 |
牽衣頓足(けんいとんそく)非常につらい別れを惜しむさま。 |
犬猿之仲(けんえんのなか)仲の悪ことのたとえ。 |
狷介固陋(けんかいころう)新しいことを嫌う堅物のたとえ。 |
牽強付会(けんきょうふかい)都合のいいように、無理にこじつける。強引に自説を通し理屈づける。 |
喧喧囂囂(けんけんごうごう)多くの人が、口々に喧しく騒ぎたてること。 |
言行一致(げんこういっち)言うこととすることが一致していること。 |
乾坤一擲(けんこんいってき)のるかそるかの冒険をするたとえ。 |
妍姿艶質(けんしえんしつ)美しくあでやかな姿や肉体のこと。あでやかな美人の形容。 |
減収減益(げんしゅうげんえき)決算で売上高と利益の両方が減ること。反対語:増収増益(ぞうしゅうぞうえき) |
減収増益(げんしゅうぞうえき) 決算で売上高は減ったが利益は増えること。反対語:増収減益(ぞうしゅうげんえき) |
現状維持(げんじょういじ)現在の状態をそのまま保つこと。 |
言笑自若(げんしょうじじゃく)どのようなことがあっても慌てずに平然としているたとえ。 |
現状打破(げんじょうだは)今のあまり好ましくない状態を打ち破ること。 |
厳正中立(げんせいちゅうりつ)どちらにも偏らないこと。 |
懸頭刺股(けんとうしこ)苦労して学問に励むこと。頭(こうべ)を懸け股(もも)を刺すと読む。 |
捲土重来(けんどちょうらい)一度敗れたり失敗した者が再び勢力を盛り返し、巻き返しを計ること。対義語:一蹶不振(いっけつふしん) |
堅忍不抜(けんにんふばつ)意思、節操が堅く、つらいこともにも耐え、心を動かさないこと。 |
犬馬之労(けんばのろう)主人や他人のために力を尽くして働くことを謙遜していう言葉。 |
言文一致(げんぶんいっち)話し言葉と文章を食い違いのないようにすること。 |
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