悪事に関する四字熟語
・遏悪揚善(あつあくようぜん) 悪事を禁じて善行をすすめること。
・悪因悪果(あくいんあっか) 悪い行為には必ず悪い結果や報いをもたらすということ。対義語:善因善果(ぜんいんぜんか)
・悪逆無道(あくぎゃくむどう) 人の道にはずれた、とんでもない悪事。
・悪事千里(あくじせんり) 悪いことは、世間にあっというまに知れ渡る。
・一味徒党(いちみととう) 同じ目的のために仲間となること。主に悪事をたくらむ仲間について用いる。
・以毒制毒(いどくせいどく) 毒で毒をおさえること。悪をおさえるのに悪を用いること。
・因果覿面(いんがてきめん) 悪事の報いがすぐにあらわれること。
・横行闊歩(おうこうかっぽ) 大手を振って歩くさま。悪人が大いばりで横行するたとえ。
・誨盗誨淫(かいとうかいいん) 人を悪事に誘いこむこと。
・勧善懲悪(かんぜんちょうあく) 善行を勧め、悪事を懲らしめること。
・極悪非道(ごくあくひどう) この上なく悪く、人の道にはずれていること。
・残酷非道(ざんこくひどう) 道理や人情を無視した行為。
・自作自受(じさくじじゅ) 自ら行った悪事によって、その報いを自分が受けること。類義語:自業自得
・積悪余殃(せきあくのよおう)悪行を積んだ家には、子孫の代にまで悪い報いがある。対義語:積善余慶(せきぜんのよけい)
・同悪相助(どうあくあいたすく) 悪人同士は互いに助けあって悪事を働く。
・呑舟之魚(どんしゅうのうお) 船を呑み込むほどの大魚。いい意味でも、悪い意味でも、大人物・大物のこと。中国では法の網をくぐる大悪人という意味で使われている。
・跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ) 悪人が、意のままに勢力をふるうさま。
・天罰覿面(てんばつてきめん) 悪事に対して天罰が即座に下されること。
・天網恢恢(てんもうかいかい) 天の網は粗いように見えるが、悪人は必ず捕らえられ逃がすことはない。
・猫鼠同眠(びょうそどうみん) ネズミを捕らえる猫がネズミと仲よく眠る。転じて、上司と部下が結託して悪事を働くたとえ。
・包蔵禍心(ほうぞうかしん) 悪事のたくらみをひそかに持つこと。
・無慙無愧(むざんむき) 悪事を働きながら、それを恥じることなく平気でいること。
・綿裏包針(めんりほうしん) 柔らかい綿(わた)の中に針を隠す意から、うわべは優しくておとなしいが、内面では悪意を抱いていること。
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