愚者・無能に関する四字熟語
・鴉巣生鳳(あそうせいほう) 愚鈍な親が優秀な子供を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出ること。
・玉石混淆(ぎょくせきこんこう) 優れたたものと、つまらないものが入り混じっていること。賢者と愚者などのたとえ。
・玉石同匱(ぎょくせきどうき) よいものと悪いもの、賢者と愚者が同じように扱われ区別がつかないこと。
・玉石同砕(ぎょくせきどうさい) よいものと悪いもの、賢者と愚者がともに滅びてなくなるたとえ。
・愚者一得(ぐしゃいっとく) 愚か者でも、たまには名案をだすことがある。対義語:知者一失(ちしゃのいっしつ)
・愚問愚答(ぐもんぐとう) くだらない内容の質問とその答え。程度の低い問答。対義語:愚問賢答(ぐもんけんとう)
・行尸走肉(こうしそうにく) 無学、無能な人のたとえ。
・尸位素餐(しいそさん) 自分の職責を果たさず、無駄に給料を貰い食っていること。
・千慮一得(せんりょいっとく) 愚者の考えのなかにも一つぐらいは良いものがあるということ。
・蒼蠅驥尾(そうようきび) 愚かな者でも、賢人についていけば功名を得ることができるというたとえ。
・大智不智(だいちふち) 本当に優れた者は、知恵をひけらかさないので、一見無知な愚か者に見える。
・対驢撫琴(たいろぶきん) 驢馬(ろば)にむかって琴を弾いても意味はないことから、愚か者に道理を説いても意味はないということ。類義語:馬耳東風
・南郭濫吹(なんかくらんすい) 無能な者が能力があるように見せかけて高い地位を得ること。
・馬鹿果報(ばかかほう) 愚かな人は他人から憎まれたりしないので、かえって幸運を得る。
・伴食宰相(ばんしょくさいしょう) 実力も才能も不足している大臣。無能な大臣。
・無為無能(むいむのう) 何もしないし、何もできないということ。
・無知蒙昧(むちもうまい)知識や知恵がなく、物事の道理が分からないこと。類義語:無知無学(むちむがく)、無知無能(むちむのう)
・四字熟語辞典 ・対義語・反対語辞典TOPに戻る