貧乏・質素に関する四字熟語
・悪衣悪食(あくいあくしょく) 粗末な服と粗末な食事。質素な生活のたとえ。反対語=暖衣飽食
・鴉巣生鳳(あそうせいほう) 愚鈍な親が優秀な子供を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出ること。
・一汁一菜(いちじゅういっさい) 粗末な食事。質素な食事のたとえ。対義語:食前方丈(しょくぜんほうじょう)
・曳尾塗中(えいびとちゅう) 高い地位で束縛されるよりも、貧乏でも自由な方が良いというたとえ。
・家徒四壁(かとしへき) 非常に貧しいことのたとえ。 家の中に何もなく、あるのは四方の壁だけと言う意味。
・勤倹尚武(きんけんしょうぶ) 生活を質素にして、武芸に励むこと。
・勤倹力行(きんけんりっこう) 勤勉倹約の生活を行い、何事にも精一杯努力すること。
・荊釵布裙(けいさいふくん)粗末な服装のたとえ。また、女性の慎ましさに用いる。
・三旬九食(さんじゅんきゅうしょく) 30日間で9食しか食事がとれないこと。非常に貧しいことのたとえ。旬=十日間
・人貧智短(じんぴんちたん) 人は生活に困窮すると知恵が働かなくなるということ。
・赤貧如洗(せきひんじょせん) まるで洗い流したように所有物が何一つなく、ひどく貧乏なこと。赤貧洗うが如し。「赤」は何もないという意味。
・粗衣粗食(そいそしょく) 粗末な衣食の質素な暮らし。対義語:暖衣飽食・錦衣玉食
・糟糠之妻(そうこうのつま) 貧乏な時から連れ添って苦労をともにしてきた妻のこと。
・甑塵釜魚(そうじんふぎょ) 非常に貧しいことのたとえ。 貧しくて炊事ができず、甑(こしき)に塵がつもり、釜に魚がわくという意味。
・耐乏生活(たいぼうせいかつ) 貧しさに耐え忍んで生活すること。
・短褐穿結(たんかつせんけつ) 身分の低い人や貧しい人が着る衣服。
・箪食瓢飲(たんしひょういん) 貧しい生活の中で学問に励むこと。
・冬月赤足(とうげつせきそく)寒い冬に裸足でいること。貧しい暮らしのたとえ。
・土階三等(どかいさんとう) 土階とは土を盛ってきずいた階段。質素な住居のたとえ。類義語:堂高三尺(どうこうさんじゃく)
・貧者一灯(ひんじゃのいっとう) 金持ちのともす万の灯明よりも、貧しい者が苦しい生活の中からやっと捧げた、真心のこもった1つの灯明のほうが尊いという意から、真心のこもった行いの尊さのたとえ。類義語:貧女一灯(ひんじょのいっとう)
・貧賤之交(ひんせんのまじわり) 貧しくて苦労しているころからの友。また、自分が出世してもそうした友人は大切にするべきだということ。
・藜杖韋帯(れいじょういたい) 質素で清廉な暮らしのたとえ。
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