性格に関する四字熟語
・韋弦之佩(いげんのはい) 自分の性格の欠点を改めるために努力すること。中国の西門豹は短気な性格を改めようと柔らかいなめし革を身につけ、董安于はのんびりした性格を改めようと張りめた弓づるを身につけたという故事による。
・一言居士(いちげんこじ) 何事にも、一言述べなければ気がすまない人。
・温厚篤実(おんこうとくじつ) 性格が穏やかで情に篤く、誠実であること。
・温良恭倹(おんりょうきょうけん) 穏やかな性質で、慎ましやかなこと。
・温和怜悧(おんわれいり) 穏やかで賢いこと。
・海闊天空(かいかつてんくう) 晴れあがった空のように気性がさっぱりしていて、海のように心が広いこと。
・寛仁大度(かんじんたいど) 心が広く情け深く、度量の大きいこと。
・奸佞邪智(かんねいじゃち) 性格がひねくれていてずる賢いこと。
・謹厳実直(きんげんじっちょく) 慎み深く、真面目で正直な人間。
・言笑自若(げんしょうじじゃく) どのようなことがあっても慌てずに平然としているたとえ。
・豪放磊落(ごうほうらいらく) 細かい事にこだわらないこと。大らかなたとえ。
・口蜜腹剣(こうみつふくけん) 口はうまいが腹黒い人。
・察言観色(さつげんかんしき) 言葉や顔つきから、その人の性格や考えを見抜くこと。
・残忍酷薄(ざんにんこくはく) 無慈悲で他者に対する思いやりがまったくない人。
・純一無雑(じゅんいつむざつ) まったく混じりけがないこと。また、純粋で偽りや邪念がない人物。
・純情可憐(じゅんじょうかれん) 純粋で邪念がなく、清らかで愛らしいこと。
・純真無垢(じゅんしんむく)心にけがれや偽りがなく純粋で清らかなこと。自然のままで飾り気のないこと。
・洒洒落落(しゃしゃらくらく) さっぱりとした性格で、物事にこだわらないさま。
・笑比河清(しょうひかせい) まじめで厳格な性格で、ほとんど笑顔を見せないこと。
・人面獣心(じんめんじゅうしん)人間の顔をしているが、心はけだものの意から、義理も人情もない冷酷な人のこと。対義語:鬼面仏心(きめんぶっしん)・・・見た目は怖そうだが、心はやさしい人のこと。
・精金良玉(せいきんりょうぎょく) 性格が穏やかで純粋なたとえ。
・聖人君子(せいじんくんし) 非の打ち所のない性格で、知識や教養に優れた人。
・鮮美透涼(せんびとうりょう) 美しく澄んでいること。人の性質や気だてなどについても用いる。
・大胆不敵(だいたんふてき) 度胸があって敵を少しも恐れないさま。
・多情仏心(たじょうぶっしん) 情が多く移り気だが、薄情なことができない性格。
・天衣無縫(てんいむほう) 性格が無邪気で飾り気がない。詩歌などが自然に表現されていて美しいこと。
・天真爛漫(てんしんらんまん) 自然のままで飾り気がなく、純真な気持ち、態度のたとえ。
・蕩佚簡易(とういつかんい) 寛大で物事にこだわらないこと。性格が穏やかでさっぱりしていること。
・同気相求(どうきそうきゅう) 似た気性の持ち主は、相求め合って自然に寄り集まる。
・三日坊主(みっかぼうず) 飽きっぽい性格で、何をしても長続きしないこと。類義語:三月庭訓(みつきていきん)
・明朗闊達(めいろうかったつ) 性格が明るく朗らかで、小さなことにはこだわらないこと。
・磊磊落落(らいらいらくらく) 度量が大きく、些細なことにこだわらない性格。
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