議論に関する四字熟語
・蛙鳴蝉噪(あめいせんそう) ただやかましいだけの議論や、大げさで下手クソな文章。
・侃侃諤諤(かんかんがくがく) 自分の意見を遠慮せずに述べること。また、盛んに議論をするさま。
・危言覈論(きげんかくろん)身の危険をかえりみず直言し、激しく議論すること。
・議論百出(ぎろんひゃくしゅつ) さまざまな意見が出て活発に議論されること。
・口角飛沫(こうかくひまつ) 激しく議論するさま。
・高談闊歩(こうだんかっぽ) 自由に議論して大股に歩くこと。自由で得意なさま。
・甲論乙駁 (こうろんおつばく) 甲が論じたことに、乙が反対する意から、結論がまとまらないことをいう。
対義語:満場一致 ・衆口一致
・高論卓説(こうろんたくせつ) レベルの高い議論、すぐれた意見のたとえ。
・孤論難持(ころんなんじ) 議論の場で孤立し賛同者がいない意見は保つのが難しく通らないということ。
・蒟蒻問答(こんにゃくもんどう) 話のかみ合わない会話。とんちんかんな質問と応答のやりとり。(旅僧のしかけた禅問答を住職に化けたこんにゃく屋の主人が受ける落語から)
・三段論法(さんだんろんぽう) 大前提→小前提→結論の形の推論方法。アリストテレスが理論化した推論の型式。
・衆議一決(しゅうぎいっけつ) 多くの人が議論した結果、意見が一致し結論が出ること。
・衆口一致(しゅうこういっち) 全員の意見が一致すること。
・談論風発(だんろんふうはつ) 話や議論を活発に行うこと。
・築室道謀(ちくしつどうぼう)家を建てようと道行く人に相談していると、皆勝手なことを言うので結局家はできなくなってしまう意から、意見ばかりが多く、物事が実現しないことをいう。
・打打発止(ちょうちょうはっし) 激しく議論を交わすさま。
・博引傍証(はくいんぼうしょう) 広く資料を引用し、証拠を示して説明すること。
・風旙之論(ふうはんのろん) 決着しがたい議論のこと。
・満場一致(まんじょういっち) 全員の意見が一致し誰も異議がないこと。
・名論卓説(めいろんたくせつ) 優れた議論と意見のこと。
・面折廷諍(めんせつていそう) 臆することなく、議論をして争うこと。
・問答無益(もんどうむえき) 話し合っても何の利益もないこと。
・問答無用(もんどうむよう) 話し合っても無意味。議論の必要はないこと。
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