逆引き四字熟語/昆虫

逆引き四字熟語

昆虫に関する四字熟語


夏虫疑氷(かちゅうぎひょう) 夏にだけ生きる虫は、冬に氷があることを信じない意から、見聞のせまい人が自分の知らないことを信じようとしないこと。

群蟻附羶(ぐんぎふせん) 蟻(あり)が生臭い肉に群がる意から、人が利益を求め群がることを卑しんでいうたとえ。

蛍雪之功(けいせつのこう) 苦労しながら学問に励むこと。また、苦学した成果のこと。 蛍雪はほたるの光と雪あかりのこと。

胡蝶之夢(こちょうのゆめ) 現実と夢の区別がつかないこと。また、人の世のはかないことのたとえ。ある日、荘子が蝶になった夢を見たが、夢から覚めると、自分が夢で蝶になったのか、蝶が夢見て今の自分になったのか区別がつかなくなったという故事による。

春蛙秋蝉(しゅんあしゅうぜん) 春の蛙と夏の蝉はやかましく鳴くことから、喚き散らすだけの人間も同じようなものだということ。

蟷螂之衛(とうろうのえい)兵力や兵備が弱いたとえ。蟷螂はカマキリのこと。

蟷螂之斧(とうろうのおの)カマキリが車に立ち向かう意から、弱い者が自分の力をかえりみず、強者に立ち向かうたとえ。

蚊子咬牛(ぶんしこうぎゅう) 蚊が牛を咬む意から、痛くも痒くもないこと。

蚊虻走牛(ぶんぼうそうぎゅう) 蚊(か)や虻(あぶ)でも集まれば牛も逃げ出す意から、小さなものが強大なものを圧倒すること。また、ささいなことが原因で大きな事故や災難を引き起こすこと。


蚊虻之労(ぶんぼうのろう) 蚊や虻の労力から、取るに足りない技能・労力のこと。

蜂目豺声(ほうもくさいせい) 蜂のような細い目と山犬のような不気味な声。冷酷で凶暴な人のこと。

螻蟻潰堤(ろうぎかいてい) 蟻(あり)や螻(けら)があけた小さな穴が堤防を潰してしまう意から、ちょっとしたことが原因で物事が崩壊に向かうこと。

螻蟻之誠(ろうぎのせい) 蟻(あり)や螻(けら)の誠意。自分の誠意の謙譲語。

蟄居屏息(ちっきょへいそく) 蟄居は虫が地中にこもること。屏息は息をころしてじっとしていること。江戸時代に公家・武士に科した刑罰の一つで、外出を禁じ自宅謹慎させること。

鳴蝉潔飢(めいせんけっき) 蝉(せみ)は高潔で、飢えても汚いものは食べない意から、高潔の士はどのような時にも信念を変えないたとえ。

蠅頭細書(ようとうさいしょ) ハエの頭のように細かい文字のこと。また、わずかな利益のたとえ。

落筆点蝿 (らくひつてんよう) 筆を落としてついた汚れを蝿にえがく意から、画家の妙技、凄腕をいうたとえ。

蓼虫忘辛(りょうちゅうぼうしん) 辛い蓼(たで)の葉をいつも食べている虫は、その辛さが気にならない意から、人の好みはさまざまである。また、おかれている状況に慣れてしまうと何事も気にならなくなるということ。類義語:十人十色(じゅうにんといろ)、蓼食う虫も好き好き。



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