逆引き四字熟語/国家・政治

逆引き四字熟語

国家・政治に関する四字熟語



傀儡政権(かいらいせいけん) 傀儡とはあやつり人形のことで、形式的には独立しているが他国の意のままに操縦される政権をいう。

河魚腹疾(かぎょのふくしつ) 腹疾とは、腹の病気の意で、魚の腐敗は腹内から始まる。転じて、国が腐敗し内部から崩壊していくこと。

寡頭政治(かとうせいじ) 少数の権力者が行う独裁的な政治。

苛政猛虎(かせいもうこ) 国民に重税などを強いる過酷な政治は、虎よりも凶暴で人々を苦しめる。

逆取順守(ぎゃくしゅじゅんしゅ) 道理にそむいた方法で天下を取り、道理にかなった方法で天下を守ること。

挙国一致(きょこくいっち) 国全体がある目的に向かい同一の態度をとること。

経世済民(けいせいさいみん) 世の中を治め、人々を苦しみから救済すること。この経世済民を略して経済という語になった。

孔翊絶書(こうよくぜっしょ) 政治に私情をさしはさまないこと。

国威発揚(こくいはつよう) 国家の威光を奮い立たせ内外に示すこと。

国歩艱難(こくほかんなん) 国勢が振るわず、国の前途が危ういこと。

国利民福(こくりみんぷく)国家の利益と国民の幸福。

虎狼之国(ころうのくに) 他国を次々に侵略する国のこと。

祭政一致(さいせいいっち) 神を祭ることと政治は一体であるという考え方。対義語:政教分離・祭政分離

七生報国(しちしょうほうこく) 七度生まれ変わって、賊を滅ぼし国のために報いる。

尽忠報国(じんちゅうほうこく) 忠誠を尽くて、国の恩義に報いること。

旋乾転坤(せんけんてんこん) 国の政局を一新すること。

草茅危言(そうぼうきげん) 国政に対する民間からの厳しい批判のこと。

草満囹圄(そうまんれいご) 牢屋に罪人がいないため草が生い茂る意から、善政で国家がよく治まっていること。



大同団結(だいどうだんけつ) 対立している組織や政党などが、細かい違いに目をつぶり団結すること。

忠君愛国(ちゅうくんあいこく) 君に忠義を尽くし、国を愛す。

治乱興亡(ちらんこうぼう) 世の中が治まったり乱れたり、国が興ったり滅びたりすること。

党利党略(とうりとうりゃく) 自分の属する政党・党派の利益やそのための策略のこと。

得衆得国 (とくしゅうとっこく) 民衆の支持を得れば、国を治めることができる。

内政干渉(ないせいかんしょう) 他の国の政治・外交などに口出しすること。

内憂外患(ないゆうがいかん) 国の内外に起こる心配事。

伴食宰相(ばんしょくさいしょう) 実力も才能も不足している大臣。無能な大臣。

浮雲翳日(ふうんえいじつ) 浮雲が陽の光を遮る意から、悪人が政権を握り世の中が暗くなること。

保革伯仲(ほかくはくちゅう) 政治などで、保守系と革新系の議員数がほぼ同じであること。

蒲鞭之政(ほべんのせい) 蒲鞭とは蒲(がま)で作ったムチのことで、打たれても痛くない意から、寛大な政治を行うこと。

三日天下(みっかてんか) 国や組織などで権力を握っている期間がきわめて短いこと。



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