逆引き四字熟語/戦い

逆引き四字熟語

戦いに関する四字熟語



悪戦苦闘(あくせんくとう) 強敵に対する苦しい戦い。

一敗塗地(いっぱいとち) 「一敗地に塗(まみ)れる」とも読み、戦いで再起できないほど大敗すること。「塗地」とは戦いで死んだ人の血や内臓が土にまみれること。

棄甲曳兵(きこうえいへい) 棄甲とは鎧(よろい)を棄てる意で、戦意を失って逃げることをいう。

群雄割拠(ぐんゆうかっきょ) 各地の武将が対立すること。

山河襟帯(さんがきんたい) 山が襟のようにとり囲み、河が帯のようにめぐって流れる地形の意から、自然の要害のこと。

三軍暴骨(さんぐんばくこつ) 「三軍」は大軍の意で、戦いに敗れて多くの兵士が死ぬこと。

紙上談兵(しじょうだんぺい) 紙の上で戦術を議論する意で、理屈だけで実践ではあまり役に立たないこと。

七擒七縦(しちきんしちしょう) 七たび擒(と)え七たび縦(はな)す。戦う相手を力でねじ伏せず心服させる戦法。

柔能制剛(じゅうのうせいごう) 柔能(じゅうよ)く剛を制す。弱い者が強いものに打ち勝つこと。

硝煙弾雨(しょうえんだんう) 戦いが非常に激しいこと。

常在戦場(じょうざいせんじょう) 常に戦場にいるつもりで、気を引き締め事に当たれということ。

陣頭指揮(じんとうしき) 指揮官や責任者が先頭に立って指揮すること。

千軍万馬(せんぐんばんば) 多くの兵士や軍馬。また、戦いの経験が豊富なこと。

先手必勝(せんてひっしょう) 機先を制して相手より先に攻撃すれば、最後には必ず勝てるということ。

先制攻撃(せんせいこうげき)戦いを有利にするため、相手が攻撃してくる前に攻めること。



先声後実(せんせいこうじつ)初めに強いという評判で敵を怖じけさせ、その後に武力を行使する。

草木皆兵(そうもくかいへい) 敵を恐れるあまり、草や木まで敵の兵の姿に見えてしまうこと。

速戦即決(そくせんそっけつ) 戦いに一気に決着をつけること。

枕戈待旦(ちんかたいたん) 戈(ほこ)を枕にして旦(あした)を待つ。戦いへの備えを怠らないこと。

難攻不落(なんこうふらく) 守りが堅くて攻めにくく、容易に陥落しないこと。

南山不落(なんざんふらく) いつまでも城が落城しないことをいう。

南征北伐(なんせいほくばつ) あちこち転戦すること。転じて、戦いに明け暮れて、いとまのないこと。

敗軍之将(はいぐんのしょう) 戦いに敗れた将軍。転じて、物事や事業に失敗した者のたとえ。

背水之陣(はいすいのじん) 退却する道を自ら断ち、捨て身の覚悟で戦うこと。

百戦百勝(ひゃくせんひゃくしょう) 戦うたびに勝つこと。

百戦錬磨(ひゃくせんれんま) 数々の実戦や経験を積んで鍛えられていること。

風林火山(ふうりんかざん) 戦いにおける行動の指針。疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山の略。

無手勝流(むてかつりゅう) 戦わず策略を用いて勝つこと。また、自分であみだした流儀。自己流。

熊虎之士(ゆうこのし) 勇猛な兵士のこと。

要害堅固(ようがいけんご) 地勢が険しく、容易に攻め落とすことができないこと。

竜攘虎搏(りょうじょうこはく) 強いもの同士が激しく戦うこと。



四字熟語辞典 ・対義語・反対語辞典TOPに戻る