女性に関する四字熟語
・悪婦破家(あくふはか) 心掛けの悪い妻は家庭を破壊するということ。
・一笑千金(いっしょうせんきん) ひとたび微笑めば、千金に値するほどの美人。
・詠雪之才(えいせつのさい) 文学的才能のある女性、またそのような女性を褒める時に使う言葉。
・花顔柳腰(かがんりゅうよう) 花のように美しい顔と柳のようにしなやかな腰つき。美人の形容。
・佳人薄命(かじんはくめい) 美人は幸薄く、また命も短い。運がよくないということ。
・肌肉玉雪(きにくぎょくせつ) 雪のように白く美しい女性や幼児の肌の形容。類義語:玉肌香膩 (ぎょくきこうじ)
・曲眉豊頬(きょくびほうきょう) 三日月のような美しい眉で、頬がふっくらとした美人。
・閨英闈秀(けいえいいしゅう) 婦人のこと。また、学問や才能にすぐれた女性のたとえ。
・傾国美女(けいこくのびじょ) 国政を忘れ国を傾けるほどの美女。絶世の美女。
・妍姿艶質(けんしえんしつ) 美しくあでやかな姿や肉体のこと。あでやかな美人の形容。
・紅口白牙(こうこうはくが) あかい唇と白い歯の意、美人の形容。
・国色天香(こくしょくてんこう) すばらしい香りと美しさ。牡丹(ぼたん)の異名。美しい女性の形容。「国色」とは、国中で一番美しい色。また、国一番の美人。
・才色兼備(さいしょくけんび) 優れた才能と美しい容姿の両方に恵まれている女性。
・太液芙蓉(たいえきのふよう) 美人の形容。
・淡粧濃抹(たんしょうのうまつ) 淡い化粧も濃い化粧も、それぞれ趣があって美しい。女性の美しさの形容。
・沈魚落雁(ちんぎょらくがん) 魚や雁(がん)も恥じて隠れる。転じて、容姿の美しい女性を形容することば。
・哲婦傾城(てっぷけいせい) 賢すぎる女性が口をだすと災いを招く。傾城は国家が転覆すること。
・天姿国色(てんしこくしょく) 生まれながらの絶世の美女。
・桃花癸水(とうかきすい) 女性の月経のこと。「桃花」は女性を象徴させた雅語。「癸水」は月経。
・敗柳残花(はいりゅうざんか) 女性が美しい盛りを過ぎ、容貌が衰えること。
・飛絮漂花(ひじょひょうか) 女性が遊女などに身を落とし、あてどもなく辛苦するたとえ。
・美人薄命(びじんはくめい) 美しい女性は、悲運であったり、短命であったりすることが多い。
・氷肌玉骨(ひょうきぎょっこつ) 氷のように清らかな肌。美しい女性の形容。
・牝鶏之晨(ひんけいのしん) 女性が勢力をふるうことのたとえ。
・牝鶏牡鳴(ひんけいぼめい) 女性が権力を握ること。
・閉月羞花(へいげつしゅうか) 月が隠れ、花が恥じらうほど美しい女性のこと。
・明眸皓歯(めいぼうこうし) 美しく澄んだ瞳と白く美しい歯。美人のたとえ。
・容姿端麗(ようしたんれい) 主に女性の顔かたちや姿が整って美しいさま。
・窈窕淑女(ようちょうしゅくじょ) 上品で奥ゆかしい女性のこと。
・夜目遠目(よめとおめ) 女性は夜に見たり、遠くから眺めたり、笠をかぶった顔を見たほうが、実際より美しく見える。
・蘭摧玉折(らんさいぎょくせつ) 蘭の花が散り、玉が砕ける。転じて優れた人や美しい貴婦人が死ぬこと。
・柳眉倒豎(りゅうびとうじゅ) 女性が怒って、眉を逆立てるさま。
・良妻賢母(りょうさいけんぼ) よい妻であり、懸命な母であること。
・緑葉成陰(りょくようせいいん) 緑の葉が陰をなすほど茂る意から、女性が嫁いで多くの子を産み育てるたとえ。
・林下風気(りんかのふうき) 女性の立ち振る舞いが優美で上品なことの形容。
・憐香惜玉(れんこうせきぎょく) 香(こう)や玉を慈しむこと。また、女性を香や玉にたとえ大切に思うことのたとえ。
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