逆引き四字熟語/自然・景色

逆引き四字熟語

自然・景色に関する四字熟語



花紅柳緑(かこうりゅうりょく) 春の景色の美しいさま。色とりどりの華やかな装い。

花鳥風月(かちょうふうげつ) 自然の美しい景色、風物。

岸芷汀蘭(がんしていらん) 水辺に花が咲き、草木が青々と茂っているさま。

刻露清秀(こくろせいしゅう) 清々しい秋の景色のたとえ。

歳寒三友(さいかんのさんゆう) 松・竹・梅のこと。冬の寒さでも緑を失わない松と竹、花を咲かせる梅。

三寒四温(さんかんしおん) 寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日間ぐらい暖かい日が続くということ。

山光水色(さんこうすいしょく) 山・海・川・湖などの山水の景色。

山紫水明(さんしすいめい) 山は紫にかすみ、川は澄み切っていること。景色の美しいこと。

紫幹翠葉(しかんすいよう) 山の木々がみずみずしく美しいさま。

秋日荒涼(しゅうじつこうりょう) 秋の物寂しい景色の形容。

秋天一碧(しゅうてんいっぺき) 青一色の雲ひとつない秋の空。

春日遅遅(しゅんじつちち) 春の日が長く、のどかなさま。

春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし) 春の日の物憂さと、秋の日の物思いと物寂しさ。

春宵一刻(しゅんしょういっこく) 春の夜は趣深く、その一刻はなにものにもかえがたい価値がある。

春和景明(しゅんわけいめい) 穏やかでひざしが明るい春の陽気。

深山幽谷(しんざんゆうこく) 誰も足を踏み入れていない、奥深く静かな大自然のこと。

森羅万象(しんらばんしょう) 宇宙に存在する、すべてのもの、現象のたとえ。

水声山色(すいせいさんしょく) 川のせせらぎと山の緑。のどかな村落の形容。

晴好雨奇(せいこううき) 自然の風景は、晴れの日も美しいが、雨の日も趣があって美しい。

清風明月(せいふうめいげつ) 夜の静かで清らかなたたずまいの形容。また、清らかな美しい自然の形容。

雪月風花(せつげつふうか) 四季折々の美しい自然の風景。

雪中四友(せっちゅうのしゆう) 冬に咲く四種の花。黄梅(こうばい)、蝋梅(ろうばい)、水仙(すいせん)、山茶花(さざんか)



雪魄氷姿(せっぱくひょうし) 花の清らかなことの形容。また、梅の花、高潔な人のたとえ。

台風一過(たいふういっか)台風が過ぎ去った後の晴天。また、大きな騒動が決着し、晴れ晴れとすること。

中秋名月(ちゅうしゅうのめいげつ)陰暦八月十五日の夜の月。団子やすすきなどを供えて月見をする。

滴水成氷(てきすいせいひょう) 冬の厳しい寒さの形容。

天高気清(てんこうきせい)秋の爽やかな気候のこと。

天変地異(てんぺんちい) 自然界に起こる変事。

桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく) 色彩に満ちた美しい春の景色のこと。

白砂青松(はくしゃせいしょう) 白い砂と青々とした松。美しい海岸の景色をいう。白砂は「はくさ」とも読む。

風月無辺(ふうげつむへん) 景色がこの上なく美しいこと。

風光明媚(ふうこうめいび) 自然のながめが清らかで美しいこと。

風霜高潔(ふうそうこうけつ) 清らかに澄んだ秋の景色のこと。

平沙万里(へいさばんり) 「平沙」は平らで広い砂原の意で、広大な砂漠のことをいう。

名山勝川(めいざんしょうせん) 景色にすぐれた山や川。景勝地のこと。

問柳尋花(もんりゅうじんか)花を探したり、柳を問い求めたりして春のきれいな景色を楽しむこと。また、花街に遊びに行くこと。

落花啼鳥(らっかていちょう) 花が散り鳥がさえずる。自然の風情のこと。



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