努力・忍耐に関する四字熟語
・一意専心(いちいせんしん) ひたすら一つのことに心を集中すること。
・一念通天(いちねんつうてん) 心をこめ努力すれば、その思いが天に通じて成功するということ。
・一生懸命(いっしょうけんめい)真剣に物事に打ち込むこと。 命がけで物事にあたること。一所懸命から出た語。
・一所懸命(いっしょけんめい)一か所の領地を命をかけて守ったことから、真剣に物事に打ち込むこと。命がけで物事にあたること。
・一心不乱(いっしんふらん)一つのことに集中して、他の事に心が乱れないこと。
・隠忍自重(いんにんじちょう)怒りたい気持ちなどをじっと我慢して、軽々しい言動を慎むこと。
・嘔心瀝血(おうしんれきけつ)心臓を吐き血が滴るくらい努力すること。
・含垢忍辱(がんこうにんじょく)「垢」は恥の意で、屈辱を耐え忍ぶこと。類語語:含垢忍恥(がんこうにんち)
・韓信匍匐(かんしんほふく)大きな目的のために一時の恥や怒りを耐え忍ぶこと。名将の韓信が腹ばいになって人の股をくぐった故事による。
・勤倹力行(きんけんりっこう)勤勉倹約し、何事にも精一杯努力すること。
・刻苦勉励(こっくべんれい)苦しさに耐えて、仕事や勉学に励むこと。
・困知勉行(こんちべんこう)才能に恵まれない者が苦労して学び、ひたすら努力を重ね励むこと。
・坐薪懸胆(ざしんけんたん) 将来成功をおさめるために長い間苦労すること。
・孜孜忽忽 (ししこつこつ) 他の事には目もくれず、一つのことに全力を注ぎ努力すること。
・七転八起(しちてんはっき) 何度失敗しても、また起き上がって努力するさま。
・十年一剣(じゅうねんいっけん) 十年間、一ふりの剣を磨き続ける意から、長い間、修行を積んで力を発揮する機会を待つこと。類義語:十年魔剣(じゅうねんまけん)
・心堅石穿 (しんけんせきせん) 意思が堅ければ石にさえ穴をあけることができるという意から、意思が堅ければどんな困難も克服できるということ。
・吹影鏤塵(すいえいろうじん)影を吹いたり、塵に刻みほろうとする意から、無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。
・積水成淵(せきすいせいえん)少しの水でもそれが積もればやがて淵になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。
・積土成山(せきどせいざん)わずかな土でもそれを積み上げていけばやがて山になる意から、小さな力でも結集すれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば思いはかなえられるということ。
・耐乏生活(たいぼうせいかつ)貧しさに耐え忍んで生活すること。
・駑馬十駕(どばじゅうが)優れた馬は1日に千里も走るが、のろい馬も10日走れば並ぶことができる意から、才能がない者でも努力すれば才能のある者に並ぶことができる。
・忍気呑声(にんきどんせい)怒りなどの感情をこらえて、声には出さないこと。
・忍辱負重(にんじょくふじゅう)屈辱を受けてもそれに耐え、自分の責任を果たすこと。
・忍之一字(にんのいちじ) ただひたすら我慢すること。忍の一字は衆妙の門の略(耐えることはあらゆる物事を成し遂げる)
・跛鼈千里(はべつもせんり)困難なことでも努力をすれば成し遂げられるということ。(跛鼈とは足の悪いスッポンのこと)
・百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう) 100尺もある竿の先端に達しても、更にもう一歩踏み出して歩を進めるという意味。努力を積み重ねていく心構のたとえ。
・不眠不休(ふみんふきゅう)眠らず休まず事にあたること。
・粉骨砕身(ふんこつさいしん)全力で努力すること。また、骨身を惜しまず一生懸命に働くこと。
・奮励努力(ふんれいどりょく)気力を奮い起こして励み、努力を重ね頑張ること。
・摩頂放踵(まちょうほうしょう)自分を顧みず、他人のために努力すること。
・磨斧作針(まふさくしん)難しいことでも忍耐強く努力すれば、必ず成功するという意味。
・冥冥之志(めいめいのこころざし)冥は暗いこと。転じて、人に見えないところで努力を重ねること。
・面壁九年(めんぺきくねん)ひとつの目的に長い年月をかけ、辛抱強く取り組むこと。
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