あ-から始まる四字熟語一覧

あ-四字熟語







哀哀父母(あいあいふぼ)自分を生み育ててくれた父母の苦労を悲しみ感謝すること。
合縁奇縁(あいえんきえん)気が合ったり合わなかったりするのは仏教で言う因縁によるという意味。
哀毀骨立(あいきこつりつ)肉親などの死にあって、悲しみのあまり痩せ衰えること。
愛及屋鳥(あいきゅうおくう)人を愛すると、その人に関係するすべてのものに愛情が及ぶということ。
相碁井目(あいごせいもく)何をするにも実力の差がある。井目とは、碁におけるハンディキャップのこと。
愛多憎生(あいたぞうせい)愛や恩も度を越して受けると、人から憎しみや妬みを買うことになる。
曖昧模糊(あいまいもこ)はきっりせず、あやふやなこと。対義語:明明白白(めいめいはくはく)、類義語:朦朧模糊(もうろうもこ)
哀鳴啾啾(あいめいしゅうしゅう)鳥や虫が悲しげになくさま。
愛楊葉児(あいようように)物事の真理を深く追求しないこと。浅い考えで満足してしまうことを戒める語。
阿吽之息(あうんのいき)物事をする時の両者の微妙な調子や気持。互いの気持ちが通じ合い息が合うこと。
愛別離苦(あいべつりく)親・兄弟・夫婦など愛する者と生別・死別する苦しみ。四苦八苦の一つ。
青息吐息(あおいきといき)苦しい時や弱っている時に出るため息。また、そういう状態の時をいう。
悪衣悪食(あくいあくしょく)粗末な服と粗末な食事。質素な生活のたとえ。反対語=暖衣飽食、類義語:粗衣粗食(そいそしょく)
悪因悪果(あくいんあっか)悪い行為には必ず悪い結果や報いがあるということ。対義語:善因善果
悪逆無道(あくぎゃくむどう)人の道にはずれた、とんでもない悪事。
悪事千里(あくじせんり)悪いことは、世間にあっというまに知れ渡る。
悪戦苦闘(あくせんくとう)強敵に対する苦しい戦い。類義語:千辛万苦(せんしんばんく)
悪人正機(あくにんしょうき)阿弥陀仏の本願は悪人を救うことが目的であり、悪人の自覚を持つ者こそ往生するにふさわしい機根(きこん)であるという説。「正機」とは、教法を受ける条件を正しく持っていること。
握髪吐哺(あくはつとほ)人材を得ようとして努めること。
悪婦破家(あくふはか)心掛けの悪い妻は家庭を破壊するということ。
悪木盗泉(あくぼくとうせん)どんなに苦しくても、悪いことはしない、してはならないという教え。類義語:李下瓜田(りかかでん)
浅瀬仇波(あさせあだなみ)深い淵より浅瀬の方が波立つ意から、思慮の浅い人ほど小さなことで大騒ぎするというたとえ。
鴉雀無声(あじゃくむせい)静寂なさまをいう。鴉はからすのこと。
鴉巣生鳳(あそうせいほう)愚鈍な親が優秀な子供を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出ること。
可惜身命(あたらしんみょう)体や命を大切にすること。対義語:不惜身命(ふしゃくしんみょう)
遏悪揚善(あつあくようぜん)悪事を禁じて善行をすすめること。類義語:勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
悪口雑言(あっこうぞうげん)あれこれ悪口をいうこと。
阿鼻叫喚(あびきょうかん)非常にむごたらしいさまをいう。
阿附迎合(あふげいごう)相手のご機嫌をとり、気に入られようとへつらい従うこと。
蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)ただやかましいだけの議論や、大げさで下手クソな文章。
阿爺下頷(あやあがん)物事の見分けがつかない愚か者のこと。また、間違いのこと。
阿諛追従(あゆついしょう)相手におもねりへつらうこと。
阿諛便佞(あゆべんねい)相手におもねりへつらうこと。口先だけで誠意がないこと。
阿轆轆地(あろくろくじ)車がくるくる回るように、物事が滞ることなくうまく回転すること。
暗雲低迷(あんうんていめい)前途に凶事が起こりそうなようす。
晏嬰狐裘(あんえいのこきゅう)この上なく倹約することのたとえ。
安閑恬静(あんかんてんせい)安らかで静かなさま。
安居楽業(あんきょらくぎょう)自分の置かれている環境に不満がなく、仕事を楽しんでできる状況にあること。
按甲休兵(あんこうきゅうへい)按甲は鎧を下におくことで、戦いをやめること。
暗黒時代(あんこくじだい)世の中が乱れ、悪や不正がはびこり希望が持てない時代。反対語:黄金時代
暗黒沈静(あんこくちんせい)辺り一面に暗闇が立ち込め静まり返っているさま。
晏子之御(あんしのぎょ)他人の権威に寄りかかることで、自らの低い地位に満足している小者のたとえ。
安車蒲輪(あんしゃほりん)老人をいたわり、もてなすこと。類義語:安車軟輪 (あんしゃなんりん)
安心決定(あんじんけつじょう)信念を得て心が定まること。
安心立命(あんしんりつめい)心を動かさないこと。
按図索駿(あんずさくしゅん)実際の役には立たない手法やアプローチをいう。類義語:按図索驥(あんずさくき)
暗箭傷人(あんせんしょうじん)密かに人を陥れたり、中傷したりする卑劣な行為。
暗送秋波(あんそうしゅうは)ひそかに人に取り入ること。
暗中飛躍(あんちゅうひやく)人に知られないようひそかに活動すること。
暗中模索(あんちゅうもさく)手がかりの掴めないものを探し求める状況。
安寧秩序(あんねいちつじょ)社会に不安がなく整った状態にあること。
安穏無事(あんのんぶじ)世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。
安分守己(あんぶんしゅき)身の程をわきまえて生きること。類義語:知足安分(ちそくあんぶん)
按兵不動(あんぺいふどう)チャンスがくるのをじっと待つこと。


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